一時はそのまま優勝してしまうのかと思われたロレンソ選手ですが、最終コーナーであわや転倒というミスをしてドヴィツィオーゾ選手に抜かれた事で2位となりました。本人としてもDucati初優勝を果たしたいところでしょうが、今回は「ロレンソ選手の優勝=ドヴィツィオーゾ選手のチャンピオンシップ優勝の可能性が無くなる」という図式でしたので、Ducati全体で見ると素晴らしい結果となりました。

Q

「今日はチームオーダーについて色々な話が出ていましたが、最後にターン15で本当に危ないところでしたね。」

決勝2位 ホルへ・ロレンソ

「リアタイヤはレースの間コンスタントな性能を発揮してくれたんですが、フロントはそうではありませんでした。ストレートで強めにブレーキをかけているとフロントが滑ってしまい、そこでアンドレアに抜かれました。その後ドヴィを追いかけたんですが、彼がチャンピオンシップ争いをしているのはわかっていますので、限界ではプッシュしませんでした。2位は悪く無い結果です。これでまた表彰台を獲得する事が出来ましたね。」


(Photo courtesy of michelin)