BMWはEICMAで新型となるF750GSとF850GSを発表しました。F750GSは低いシート高、十分なパワーを望み、高いコストパフォーマンスを求めるライダーに向けてデザインされ、F850GSはさらなるパワーとトルクを発揮、ツアラーとしてのキャラクターがさらに明確になり、オフロード走行性が向上したモデルとのこと。非常に面白いのが、両モデルともに排気量が853cc、さらにボア x ストロークも同じ84mm x /77mmながら出力が異なるという点でしょう。

F750GS/F850GS 技術詳細

・パワフルな2気筒エンジン F750GSは853 ccで77馬力を7500回転で発生し、83Nmのトルクを6000回転で発生/F850GSは8250回転で95馬力を発生し、92Nmのトルクを6250回転で発生
・非常にパワフルで感動的なサウンド、クランクシャフトジャーナルが90°オフセットしており、点火タイミングが270°、450°であることによるもの。
・新造のスチールフレームはモノコック構造でライディングの正確性に貢献
・新型のテレスコピックフォーク採用、両持ちアルミニウムスイングアーム、セントラルスプリングストラットによりレスポンシブな性格を実現
・ABS、ASXに加えレインとロードのライディングモードを採用。
・プロライディングモードではABSプロ、ダイナミックブレーキライト、DTCに加えダイナミック、エンデューロ、エンデューロプロ(F850GSのみ)がオプションとして利用可能
・オプションで電子制御サスペンションあり
・アンチホッピングクラッチ
・フルLEDヘッドライト
・マルチファンクションの6.5インチTFTディスプレイ
・エマージェンシーコール機能がオプションとして初めて中級クラスに追加された
・オフロード走行を最適化し、地上高と向上した防風性、ウェザープロテクションを誇る
・洗練されたデザイン