カワサキはかねてから噂のあったH2ベースのスポーツツアラーとしてニンジャH2 SXを発表しました。H2発表から3年後の発表となり、エンジンは第2世代バランスドスーパーチャージドエンジンを採用しました。思えばこのエンジンは2015年の東京モーターサイクルショーで参考出展されていました。

200馬力のエンジンはこのクラスにおいて最強のパワーと言え、カワサキによるとエキサイトメントと特徴的なパワーデリバリーを実現するといいます。排気量は998ccで中低速で豊かなパワーを発揮します。車体重量は重めで256kgとなります。

カワサキによると長距離走行に特化しており、Z1000SXよりも優れた燃費を発揮するとのこと。また完成計測ユニット、クルーズコントロールなども装備します。
またニンジャH2 SX SEというモデルにはTFTダッシュパネル、コーナリングライト、クイックシフターを装備しています。

ニンジャH2 SX 主要諸元

排気量:998cc
最大トルク:137.3 Nm {14 kgfm} / 9,500 rpm
最大出力: 147.1 kW {200 PS} / 11,000 rpm
圧縮比:11.2:1
ボア x ストローク:76.0 x 55.0 mm
フロントタイヤ:120/70ZR17M/C (58W)
リアタイヤ: 200/55ZR17M/C (75W)
ディメンション:L x W x H 2,135 x 775 x 1,205 mm
ホイールベース:1,480 mm
重量:256 kg
シート高:835 mm