11位で完走すればドヴィツィオーゾ選手が優勝してもチャンピオンシップ優勝となるマルケス選手。予選最後の転倒では珍しく怒っている姿を見せ、思わずフロントタイヤを蹴るようなジェスチャーを見せました。しかし予選でこういった転倒があったことで、決勝ではより慎重な走行となるかもしれません。

Q

「マルク、ポールポジションを獲得し、明日に備えてほとんど完璧なシナリオとなりました。最後の転倒は非常に頭に来ているようでしたが、あれは自分に対して、それともバイクに対してだったのでしょうか?」

マルク・マルケス

「チーフエンジニアのサンティとも話していたんです。1周目はタイヤが暖まっていると感じませんでした。ターン4まではずっと左回りで来て初めての右コーナーですからタイヤが冷えていたんですよ。それで次の周ではタイヤが暖まっているかと思ってプッシュしたらそうではなかったということなんです。明日に関してはもっと注意深く走行する必要があるでしょうね。ただ、最も重要なのはポールポジション、フロントローで、良いペースだということで、バイクのフィーリングも良いということです。ですから同じ形で走行を続けて、同じく集中を続け、同じメンタリティーで走るということが重要でしょうね。そうやってさらに速く速く走りたいですね。」

(Photo courtesy of michelin)