★MotoGP2017 マニュファクチャラーズプレスカンファレンス翻訳 レプソルホンダ

最終戦バレンシアGPのレースウィークにはマニュファクチャラーズプレスカンファレンスが行われ、各メーカーの代表者が様々な質問について答えていました。その中からまずはレプソルホンダのリヴィオ・スッポのインタビューを抜粋してご紹介します。なお、インタビューはレースウィークの中で行われたため、最終戦のレース前の内容となります。

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スティーブン・デイ

「まずはリヴィオ、今年のマルケスは例年どおり素晴らしい走りですね。今シーズンの総評はこの日曜がどうなるかによってくると思いますが、今シーズン全体に関してはいかがでしょうか?」

リヴィオ・スッポ

「マルク、それともホンダについてですか?ホンダですね。シーズンが実際に終わる前にシーズンの総評について話すのは少し妙ですよね。ただ今までのところは本当にこの結果を嬉しく思っています。マルクがシーズン6勝、ダニが1勝ですからね。カルも表彰台を1度だけですが獲得しており、これは昨年以上の結果となります。それにマニュファクチャラーズタイトルも既に獲得しています。確かに殆どのポイントはマルクが獲得したものですが、ダニにしても、ドヴィに続いて今シーズン8回という表彰台を獲得しています。ですから、シーズン前半は厳しい状態だったとは言え、良い仕事をしたと思いますし、バイクも悪くはなかったと言えるでしょう。」

 

Q

「日曜にスズキが表彰台を獲得しなければコンセッション(優遇処置)が戻ってくるわけで、エンジンの開発の自由、テスト回数も増えるわけです。これに関してはフェアだと思っているのか、これが良い決定だと思いますか?」

リヴィオ・スッポ

「これは過去に苦戦しているメーカーを助けるルールであるということが過去に証明されています。私が思うに、過去数年ドルナが行ってきた技術レギュレーション変更はポジティブな内容だと言えます。現状は全てのメーカーがチャンピオンシップ争いにおいて接近しています。これはショーとして素晴らしいことで、何度も最終ラップまで争われる素晴らしいレースがありました。そしてこれは皆にとっても非常に重要なことなんです。ですから、今年スズキが苦戦をして、来年に向けてスピードアップ出来るであれば、それは良いことでしょう。今年KTMが成し遂げたことは素晴らしかったと思いますし、現行のルールがなければこれは不可能だったでしょう。それにこうして全てのメーカーが近いレベルでレースをしているということは、皆にとって素晴らしいことだと思います。」

 

Q

「来年に備えてヨーロッパベースのテストチームを持つのではと噂されていますが、これに関して何かしら確定化に近いということはありますか?」

リヴィオ・スッポ

「検討はしていますが、何も確定はしていません。」

 

Q

「2018年と2019年のテストルールに関してですが、まずは新しいレギュレーションに関しては満足していますか?また、カレンダーはあと2年で年間20戦になる可能性があります。多くのライダーが年間20戦は多すぎと感じているようです。そしてもし20戦となるのであれば、7基以上のエンジンが必要ですか?」

リヴィオ・スッポ

「テストのルールに関しては問題ありません。それにあらゆるコストをかけてどこでもテストを行うわけにもいきません。そして日本から3つ、ヨーロッパから3つのメーカーが参戦しているわけで、ヨーロッパのレースが多いことを考えてもテストとのバランスを考える必要があります。ですから、20戦に関しては多過ぎるというのはライダー達に賛成です。それに20戦もあるとなるとテストもそもそも出来ませんから、テストの制限に関しては当然でしょう。エンジンに関しては何とも言えませんね。私が何かしら技術的なことに関して話すと何かしら間違っていることがあるので、あまり話したくないんです(笑)」

 

Q

「ドヴィツィオーゾに興味を持っているというのは事実ですか?」

リヴィオ・スッポ

「正直ホンダがドヴィツィオーゾに興味を示しているというのは良くわかりません。確かに昨年はダニがもしかしたらホンダを去るかもしれないという可能性があったわけです。ですからドヴィツィオーゾと話をした。これは秘密でもなんでもありません。ホンダはドヴィツィオーゾの事が好きですし、彼のことは良くわかっています。彼が良いライダーであることはわかっていますし。彼がここまで活躍するとは誰も思っていませんでしたが、彼の活躍には嬉しく思っています。今年をまずは終える必要がありますし、来年はどのライダーも契約がある状態です。ですから話題にする必要がないでしょう。」

 

Q

「2019年には電動バイクのチャンピオンシップの噂がありますが、いつの日か、MotoGPも電動バイクになる時が来ると思いますか?であればいつ?」

リヴィオ・スッポ

「個人的にはそうでないことを願います。電動バイククラスがあることは構いませんが、全てが電動というのはちょっと嫌ですね。私は53歳ですから、しっかりとしたエンジンの音が恋しくなるでしょう。ただ、これはあくまでも個人の意見で、メーカーの意見ではありません。」

(Photo courtesy of michelin)

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