★ブレンボ 純正装着のPR16ラジアルマスターシリンダーに関する大規模リコールが発覚

年末になって、色々なブランドのハイパフォーマンスモデルに純正装着されている、ブレンボのPR16ラジアルマスターシリンダーのリコールが明らかになりました。最悪の場合はシリンダー内部のピストンにクラックが入る恐れがあるとのこと。今後対象となる車両は増えることが予想されます。

Sponsored Link

今日はブレンボのブレーキに関する大規模なリコールが明らかになった最初の1日となる。今日我々は、数多くのブランドが使用するブレンボのハイパフォーマンスラインのブレーキマスターシリンダーに関するリコール内容を受け取った。

このリコールはブレンボの有名なPR16ラジアルマスターシリンダーユニットに関するもので、(このマスターシリンダーはブレンボのM50キャリパーとセットで利用されることが多い)ピストン部において内部でクラックが発生する可能性があり、これによってフロントブレーキの不良を引き起こす可能性がある。

マスターシリンダーに使用されているピストンの材質の問題、このピストンが製造過程で多孔質を持つことにより、ブレーキシステムがレーストラックで使用されたり、ABSが頻繁に介入するような状況下、オートバイの転倒時などに、ピストンにクラックが入ることがあるというのだ。
ピストンにクラックが入ると、フロントブレーキはブレーキングの最中に作動不良を起こす可能性があり、フロントブレーキ全体の不良に繋がる可能性がある。

ブレンボはこの不良を起こす可能性があるピストンの材質が特定のプラスチックであることを突き止め(ポリフェニレンスルフィド)、この対策としてアルミニウム製のピストンが交換部品として使用される。今日発表されたリコールはアプリリアのブレンボキットを装着した車両のみであった。つまり、2016〜2017年モデルのアプリリアRSV4と、2017年モデルのアプリリアTuono 1100だ

NHTSA(米国運輸省道路交通安全局)に届けられた内容によると、対象となる1800台のアプリリアのうち、1%の車両にこうしたクラックの症状が発生する可能性があるという。しかし、同様のマスターシリンダーを使用している他のブランドの車両もリコール対象となる可能性があり、DucatiやKTMなどからも同様のリコールが発表される可能性が高い。

アフターマーケットのパーツで、こうしたブレンボのマスターシリンダーを購入したユーザーに関する影響は、現状明らかになっていない。とは言え、PR16はアフターマーケットで購入するのは一般的な商品ではないだろう。現時点では気になるアプリリアユーザーはNHTSA(米国運輸省道路交通安全局)に問い合わせを行うのが良いだろう。

また、アプリリアのディーラーは対象となる車両のマスターシリンダーを無料で交換を行う予定で、アプリリアによるリコールは2018年の1月15日から開始となる。

この記事が約に立ったら
「いいね!」お願いします!

Twitter で
Sponsored Link