新しいフェアリングを試したマルケス選手ですが、他のメディア向けに語っている内容によるとそこまで気に入ってはいない様子。元々強烈なブレーキングが特徴のマルケス選手ですので、ブレーキングでよりフロントタイヤが接地するようになれば、フロントタイヤのオーバーヒートの可能性もあるわけです。こういった点も含めて、良いバランスを見つける事が出来るでしょうか。

セパンテスト2日目7位タイム マルク・マルケス

「今日は前進出来たので嬉しいです。午後にバイクの上で非常に良いフィーリングを得ることが出来ました。気温が一番高い時に、全てが噛み合った状態で自己ベストラップを記録しました。その後はエンジン、セットアップの作業を進め、新しいフェアリングを試しました。こういったテストをする時はバイクのバランスを少し変更する必要があるんです。このフェアリングでのデータを収集し、ライディング自体に慣れるのに時間をかける必要がありました。もう少し改善が必要な部分があります。セットアップに関して調整が必要な部分があります。ただ、今のところは自分達のペースには満足していますし、良い形で作業が出来ていると思います。残念ながら最後に新しいタイヤを履いた時、雨が少し降ったんです。そこまでプッシュしていなかったのにターン2でフロントが滑ってしまいました。ただ、そこまで大事にはなりませんでしたね。」

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