★MotoGP2018 セパンテスト ロレンソ「1位でテストを終えたが、改善出来る余地がまだかなりある。」

セパンテスト3日目を最速タイムで終えたロレンソ選手は、新しいバイクに関して「まだ改善出来る余地がかなりある」と楽しみなコメントをしています。恐らくMotoGPグリッドの中で最も強力なエンジン、高いブレーキングスタビリティ、そしてここに高い旋回性が加われば、タイトル争いをする上で強力な武器となります。次回のブリーラムでのテストも期待したいですね。

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遂にロレンソが戻ってきた。ホルへ・ロレンソは、彼とDucatiがセパンでの最終日の最速タイムを含む、3日間のテストで見せたスピードを今年のMotoGPチャンピオンシップで発揮出来れば、チャンピオンシップトップで争えると考えている。5度の世界チャンピオンのロレンソは、3年間破られていないサーキットレコードを、火曜日に記録した1:58.8で破った。”信じられない”ような努力だというのは元チームメイトのバレンティーノ・ロッシの言葉だ。

しかしこのとてつもないタイムとは別に、ロレンソは遥かに良くなったGP18によって、彼自身が2018年に過去のような素晴らしいシーズンを送ることが出来ると考えている。トラックサイドで見ていて人間も、ロレンソが3日間にそれほど力んでライディングしたいなかったことに気づいており、3日目にロレンソの後ろを走った数名のライダー達も同様のコメントをしている。

カル・クラッチロー

「彼は賞賛されるべきでしょう。彼はDucatiに乗り始めたころからライディングスタイルを大きく変えました。もの凄い事をやり遂げましたよね。」

ボローニャのファクトリーチームのボックスの面々は大きく安堵しただろう。新しいバイクは良く曲がり、ロレンソはスロットルを速く開けることが出来るようになっている。これはロレンソの最大リーンアングルに依存し、めまいがするほどのコーナリングスピードという、彼本来のライディングスタイルには不可欠なものだ。ロレンソによると、2017年を通じてライディングスタイルを80%変えたという。しかし冬の間に、「Ducatiはバイクを大きく変えてきた」と彼は言う。もしそうだとすると、今年のロレンソは非常に期待出来る。

ホルへ・ロレンソ

「昨年は皆わかったと思いますが、タイヤがトラックによって大きな影響を持っていました。チャンピオンシップは非常に接近していて、4つ、5つのメーカーが本当に戦力が高いんです。トラックによってはその中のいくつかのブランドが他より強く、また別のトラックでは逆転するというような状況でした。ですから、このトラックではこの新型バイクは1周のタイムが凄く速いんです。完全なシミュレーションは出来ませんでしたから、レース全体でどうなるかは見てみないとわかりません。フィーリングは最高ですけどね。初日にお伝えしたように、このバイクはより自信を与えてくれますし、自分のライディングスタイルに合っているんです。」

「良く曲がりますし、スロットルを早めに開けることが出来ます。バイク自体の旋回性が高ければ、早めにスロットルを開けることが出来るんですよ。そして速く走る事が出来ます。昨年は自分がライディングスタイルを80%変えました。そしてこの冬の間に自分もそう話していたように、Ducatiがバイクを変えてくれたんです。これでタイトルが取れるか?そんなことは今の時点ではわかりません。タイトルを取るには多くの事が必要なんです。今日と同じようなスピードを常に発揮出来ればタイトルは取れるでしょうけどね。」

ロレンソのスピード、ペースとは別に、チームメイトのアンドレア・ドヴィツィオーゾもDucatiにとって素晴らしいニュースをもたらしている。両者が使用していたフレームは完全な2018年型ではなく、次なるアップデートがタイでのテストで行われる予定なのだ。Ducatiが今後何を改善出来るかについてロレンソはこう語る。

「基本的には全てを改善しようとするものです。エンジン以外の部分、シャーシ以外の部分、エレクトロニクス以外の部分などということではなくて、全ての部分を改善しようとするものなんです。ですからいつも全てのメーカーが全ての部分を改善しようとするわけですが、時にそれが出来ないことがあります。今回はシャーシが良くなって、エンジンもコーナーでよりスムーズになりました。恐らく高回転の時の挙動に関してはもう少し改善が必要と言えるかもしれませんが、作業を続けていきます。改善の方法を見つけますよ。」

「まだ改善出来る余地はかなりあると思うんです。まだこのバイクの最高のポテンシャルには到達していません。これは良い兆候だと思います。今日自分達は1位でテストを終えましたけど、まだまだ改善出来る余地があるんですからね。」

(Photo courtesy of Ducati)

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