★グリッドガールからチームマネージャーへ ミレーナ・コーナーの場合

F1がグリッドガールを廃止しましたが、MotoGPはどうなるのか?という話題が続いています。MotoGP解説者の1人、エイミー・ダーガンも元々はグリッドガールとしてキャリアをスタートしたとTwitterで語っていましたが、それはチームフォワード・レーシングのチームマネージャーであるミレーナ・コーナーも同じ。そのミレーナ・コーナーのインタビューをお届けします。

Sponsored Link

ご存知の通り、F1はグリッドガールを廃止した。これは政治的な意味では正しいのかもしれないが、偽善的な匂いもする。この判断を下した人間はいい気分でいるのかもしれないが、物事は常に別の視点からも考える必要がある。我々はミレーナ・コーナーにインタビューを行った。彼女は女性初のチームマネージャーであり、チームフォワード・レーシングのMoto2の指揮を執っている。過去に彼女はプロモーションモデルとしてキャリアをスタートした。

フォワード・レーシング チームマネージャー ミレーナ・コーナー

「私はザクセンリンクから20分の街、Geraで生まれました。13歳の時に祖父母がGPに連れていってくれたんです。グランドスタンドで見ていてパドックに入りたかったんだけど、パスを持っていませんでした。2時間ゲート前で待っていたら、セキュリティーが中にいれてくれたんですよ。」

 

Q

「そこから全てが始まったわけですね。」

ミレーナ・コーナー

「それからレースに行くようになって、なぜこの世界で働かないんだ?と言われたことがあるんです。ただ私は本当に子供でした。まだ高校生だったんです。数年後にそうしようと決めたんです。」

 

Q

「まず何をしたんですか?」

ミレーナ・コーナー

「まずはプロモーションモデルをして、同時にホスピタリティーでも働きました。高校の最終試験前にレースで南アフリカに行きました。帰りの飛行機から降りてすぐに試験を受けたのよね。」

 

Q

「グリッドガールだったわけですが、Liberty Mediaはこれを廃止しました。」

ミレーナ・コーナー

「これはあまりセンシティブな問題だとは考えていません。問題はグリッドガールではなくて、特定の男性達は彼女達は短いスカートを履いて、ヒールを履いてバイクの側にいるから尻軽だと思っているということなんです。もしかしたら、彼女達は何かの勉強のため、もしくは情熱を抱いている世界だからそこにいるのかもしれませんよね。」

 

Q

「あなたもそうだった?」

ミレーナ・コーナー

「ええ。ホスピタリティーで働く中で多くを学びました。ドライバーの使い方もね(笑)私はステファノ・べドン(Snipers Temaのマネージャー)と一緒に働く機会があってラッキーだったんです。彼から多くを学びました。まずはゲスト、パブリックリレーションに関する仕事を始めたんです。」

 

Q

「その次は?」

ミレーナ・コーナー

「2009年にジョバンニ・クザーリ、アンドレア・ドソイルと一緒にチームコーディネーターの仕事を始めました。それからテック3のプレスマネージャーとしてMotoGPで5年働きました。ここでも本当に多くを学ばせてもらいました。」

 

Q

「そしてクザーリは最後にあなたにチームマネージャーになるように連絡をしてきたと。。」

ミレーナ・コーナー

「彼には感謝しなくちゃいけないでしょうね。彼は私を信用してくれたわけで、これが一番大事なことなんです。この仕事を自分が出来るかどうか確かではなかったですから。チームが私を受け入れてくれるかもわかりませんでした。ただ、最初のテストの後、家族の一員のように感じていたんです。これはおそらく多くのメンバーと過去に一緒に仕事をしたことがあったからでしょう。」

 

Q

「何か偏見を体験したことは?」

ミレーナ・コーナー

「女だから、バイクのことなんて何も知らないと思われることはあるわね。チームをマネジメントするのはエンジニア出身でないといけないかのようにね。男性であれば自然に尊敬され、若い女性であればそうはならない。私はピッドブルのようになる時もあれば優しい時もある。周りがそれを知っていたのは役に立ったでしょうね。チームマネージャーになる前に経験した事から、チームマネージャーとして何が必要なのかはわかっていたし、私を騙すのは難しいわよ。」

 

Q

「厳しい道程でしたか?」

ミレーナ・コーナー

「時にはね。勉強を始めたばかりの頃から振り返ると、また同じことが出来るかどうかはわからないわ。女性であるだけで色々な偏見にされされるわけで、パドックは言ってみれば村社会で仕事よりもゴシップが好きな連中もいるのよ。」

 

Q

「あなたは今やパイオニアなわけです。」

ミレーナ・コーナー

「そうは思わないわ。パドックの特定の役職に女性があまりいないのはそうだけど、それが変わるとは思わない。私みたいな女性が世界選手権に興味をもっているだけであって、結局は何人の女性がこういう世界に興味を持っているかということだと思うの。それにチームも同じスキルを持っている2人の人間がいたら、普通は男性を選ぶものなのよ。女性は問題になるしコストもかかる。男性とは違う服が必要だし、一人だけで寝る部屋も必要だしね。普段考えもしないような小さなことが必要になるのよ。」

 

Q

「今後の予定は?」

ミレーナ・コーナー

「バレンシアテストは新しいライダー達であるステファノ・マンツィとエリック・グラナドでテストをするわ。いつもそのシーズンえ初めてトラックを走る時は最高に興奮するのよ。」

この記事が約に立ったら
「いいね!」お願いします!

Twitter で
Sponsored Link