セパン、タイ、カタールで行われたプレシーズンテストの中で、最も仕上がり具合が良いのがマルケス選手であるというのは間違いないでしょう。カタールではDucatiに対抗するためレースペースの改善を進めたのことで、開幕戦の優勝争いに向けて準備が進んでいるようです。

カタールテスト3日目6位 マルク・マルケス

「全体的にプレシーズンテストの内容には満足しています。レースペースに関しての作業をかなり行いました。これが最終的に一番重要なことなんです。カタールでは少し苦戦しているのは事実ですが、前に進む事が出来ましたし1:55秒台前半から半ばでコンスタントに走行が出来ました。また今日は1回だけカーボンスイングアームを試してみました。非常に良いタイムで走行出来ましたが、まだまだ作業は必要ですね。」

「開幕戦からチャンピオンシップは激しい戦いになるでしょう。ただこの戦いを楽しめるようにしたいと思います。ウェットテストでは縁石と白線が路面からの反射でやや見づらく感じました。トラックも滑りやすいと感じましたが、レースは出来ると思います。」

「エンジンに関しては正確なタッチで操ってやる必要があります。少しアグレッシブなんですよね。しかしシーズンは長いですし、エンジンキャラクターを改善する時間はあります。開け始めが少し過敏なので、この部分に関してテストを進めていきます。」

(Photo courtesy of HRC)

<レプソルホンダ プレスリリース>