★MotoGP2018カタールGP ロレンソ「”あるパーツ”がバイクから外れていた」

ロレンソ選手の転倒の原因がフロントブレーキの問題であった事はすぐに公表されていましたが、ロレンソ選手の話では、ボックスに戻ってきたバイクには”あるパーツ”がない状態で、そのパーツをメカニックはターン4で見つけたとのこと。この”あるパーツ”というのはブレーキパッドだと推測出来ますが、パッドピンで固定されているはずのブレーキパッドが転倒の衝撃でキャリパーから脱落することはまず考えにくいため、パッドピンがしっかり固定されていなかったのか、また別の原因なのか。。いずれにせよロレンソ選手や他の選手に怪我がなくて幸いでした。

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ホルへ・ロレンソはフロントブレーキの問題が開幕戦カタールGPの酷い転倒、そしてノーポインの原因であったと考えている。ロレンソはターン4のブレーキングにおいて全くブレーキの反応が無かったことから、GP18から110マイル(177km/h)で飛び降りるしかなかったと語る。

その時点でロレンソは10位を走行していたが、2周目の時点からフロントブレーキの問題を感じていた。レバーを引いても徐々に反応が得られなくなっており、ターン16のアプローチにおいて、リアブレーキに激しく依存せざるを得ない状況となっていた。

ホルへ・ロレンソ

「フロントブレーキに問題がありました。フロントブレーキレバーを握ってもどんどん指の方に近づいて来ている状態で、ブレーキが効かない状態でした。ブレーキングをしても制動距離が長くなってしまうので、フロントをあまり使用せずに、リアに依存してこの問題が周回ごとに酷くならないようにしていたんです。」

「残念ながらターン4に進入した際、序盤のブレーキングは問題ありませんでした。ただ、突然ブレーキが全く効かなくなって、物凄いスピードでグラベルからウォールに向かって突っ込んでいきました。そこで壁に激突するのを避けるためにマシンから飛び降りたんです。」

この件に関してDucatiのテクニシャン達は素早く対応し、ダメージを受けたGP18を検査した。その結果彼らはターン4においてブレーキの”あるパーツ”を見つけた。これに関してロレンソは何なのか明言はしていない。しかし、彼らはこれが転倒の前から脱落していたのか、転倒後に脱落したのかについては定かではないとしている。

「バイクはボックスに”あるパーツ”が足りない状態で戻ってきました。メカニックがターン4までいってこの”あるパーツ”を探していたんですが、幸運にも見つけることが出来ました。非常に困難だったようですが、見つけたんです。この”あるパーツ”がバイクから外れていたんです。これが転倒の前なのか後なのかはわかりません。確かな事は、コーナーにエントリーする状態では全くブレーキが効かなかったということです。」(※明言はしていませんが、恐らくブレーキパッド。。)

この転倒は別として、ロレンソは別のポジティブだった点に触れた。これはレース後半で力強い走りが出来たということで、これはロレンソにとってはDucatiで初めての経験だった。

最悪のフロントブレーキの問題もあれど、ロレンソは転倒の前に良い兆候を見つけており、ブレーキが正しく機能していれば、表彰台もしくはさらに良い結果も可能だったのではと感じている。

「昨日も話したとおり、今日はあらゆることが可能でした。沢山のライダーがほとんど同じペースで走っており、自分にとっては幸運なことに皆序盤では自分より速かったんです。自分は徐々に速くなっていき、周りは徐々に遅くなっていったんです。」(※そうでなければ大きな集団の中で問題が発生したかもしれないということでしょうか。)

自分にとっては初めてレース前半よりも後半のほうが速く走れたと感じました。こういう感覚は初めてですね。ただ転倒してしまったのでそれを証明することは出来ませんでしたが。。ミラーをかなりのペースでパスして、すぐにイアンノーネに追いつき、トップグループをすぐに視界に捉えることが出来ました。非常にいいフィーリングでどんどんペースが上がっていったんです。ついてないということなのかどうかわかりませんが、そこでフロントブレーキが無くなってしまったんです。」

「自分が優勝、もしくは表彰台が獲得出来たかもしれないというと妙かもしれませんが、本当にそういう可能性があったと思います。昨日も話したとおり、今日は色んな事が可能な1日でした。どんどんペースが上がっていって先頭集団を捉えていたんです。ただ、どうなったのかはわかりませんけどね。」

(Photo courtesy of michelin)
(Photo courtesy of Ducati)

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