アルゼンチンGPの木曜プレスカンファレンスにおいて、クラッチロー選手が憶測が飛び交うライダーの移籍予想に関して「自分がダニのシートに収まるなんて話はない」と一喝しています。またザルコ選手に関してはホンダのバイクはヤマハより合わないと思うとも語ります。

スティーブン・デイ

「カタールでは色々と契約に関して誰がどこに行くのか?といった話がありました。ここにいる選手の中でレプソルホンダにいくのでは?と言われている選手もいましたよね。こうした予想に関してLCRライダーとしてどう感じますか?ダニがレプソルを離れるとしたら、あなたがレプソルホンダに選ばれるべきだと思いますか?」

カル・クラッチロー

「うーん。まず最初に今の状況について尊敬を持って接する必要があると思います。皆がダニの仕事について話をしていますが、そういう彼らも自分達の仕事ぶりについて他人に色々と言われたら嫌でしょう。ただ、現状は特にこれといった話はありません。自分はLCRホンダのために働いていて、自分の仕事はLCRのために良い仕事をすることで、出来る限り速く走り、競争力を発揮することが大事です。」

「自分達のため、スポンサーのため、自分のためにレースをするんです。自分がペドロサのシートに収まるといった記事を見ましたけど、自分がしているのはLCRホンダチームにために良い仕事をするということです。ペドロサのシートについては自分は一言も言及した事はありません。自分が話したのは、ヨハンがもしレプソルに移籍することになるとしたら、今彼が乗っているバイクほど彼には合わないだろうってことだけです。自分はそう言う資格があると思いますしね。(※クラッチロー選手はM1にもテック3時代乗っている)」

「ですから、自分が言いたいのは、ダニがしている仕事に敬意を払おうってことです。彼はレプソルチームで本当に長い年月素晴らしい走りをしているんです。自分達は今まで以上にハードに作業を続けるということだけですよ。」

(Photo courtesy of michelin)