★MotoGP2018アルゼンチンGP 木曜プレスカンファレンス翻訳

アルゼンチンのテルマス・デ・リオ・オンドで開催されているアルゼンチンGPの木曜プレスカンファレンスの翻訳をお届けします。チャンピオンシップの話、今週末は前後4本となるタイヤの話、クラッチロー選手が語るレプソルのシートの話、一時期話題になったドーピングについて、ペトルッチ選手の過去、各選手を動物に例えると。。。などなど、今週も話題が盛り沢山です。

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スティーブン・デイ

「それでは、MotoGP第2戦のアルゼンチンGPのプレスカンファレンスをお届けしましょう。まずはアルゼンチンで優勝したアンドレア・ドヴィツィオーゾ、そして2位を獲得したマルク・マルケス、3位にはモビスターヤマハのバレンティーノ・ロッシ、そして4位を獲得したカル・クラッチロー、そして5位だったダニロ・ペトルッチ。そして反対側にはポールポジションを獲得したヨハン・ザルコです。それはまず私からの質問、フロアからの質問、そしてエイミー・ダーガンからSNSの質問があります。」

「まずはチャンピオンシップリーダーのアンドレア・ドヴィツィオーゾ。レースから数週間が経過していますから、既にレースを見返していると思いますが、楽しかったでしょう(笑)今までにないほど最高の形でMotoGPシーズンをスタートしたわけですが、多くの期待がかかっていた中で、この結果によって安心した部分があったのでしょうか?」

アンドレア・ドヴィツィオーゾ

「昨シーズンのレースのように、自分達のスピードをこうして開幕戦で確認できた事は良かったと思います。特にどのようにそれを成し遂げたか?という点が特に素晴らしかったと思います。確かにカタールでは過去にも優勝争いをしたことはありますが、今回は今までと異なる形でした。スタートに失敗し、そこから順位を挽回する必用があり、レース全体、そしてタイヤをマネジメントする必用がありました。そしてマルクとのバトルに勝利しました。ただ、これは今までとは全く異なる方法によって達成することが出来ました。」

「ですから、こういう形で勝利が出来たのは本当に重要なことでした。この2週間はしっかりとリラックスしてトレーニングをする事が出来ました。これからのチャンピオンシップを考えると、この先数戦は昨年苦戦したサーキットが続きます。そしてあとは、ライバルのレベルですね。カタールでもお話したように、多くの速いライダー達が良いバイクに乗っています。チャンピオンシップも長いですからね。」

 

スティーブン・デイ

「これから3戦は厳しいという話もありましたが、過去2年は本当に残念でした。また2015年に関しては本来は表彰台を獲得出来たはずですから、そうした事を考えると、集団に埋もれても良い走りが出来れば、優勝争いは出来ると思いますか?」

アンドレア・ドヴィツィオーゾ

「このトラックとの相性はなんとも言えません。初めてのここでのレースでは最悪で2年目は最高でした。ただ、それ以降はアップダウンがありました。ただ、難しかったことは確かです。ただDucatiのバイクは昨年より良くなっているとも思います。天候はまあまあで、新しいタイヤ、そしてアスファルトもほぼ新しいとなると、あまりにも変化が大きすぎると思います。明日どうなるかですね。」

 

スティーブン・デイ

「アンドレアありがとう。それはマルケス。アンドレアが言っていたように、あなたも素晴らしい最終ラップのレースの映像を見かえしたと思います。あの中で我々はあなたが最終ラップで攻めるのをわかっていましたし、あなたもあそこで攻めるしかないとわかっていたでしょう。もう少しやりようがあったと感じるのか、それとも自分が出来る事はすべてやったと感じているのでしょうか。」

マルク・マルケス

「確かに常に向上が出来ますし、立ち上がりではドヴィのバイクのほうが良い形だったというのは事実です。ただ、カタールのレースに関しては本当に誇らしく思っているんです。チームと共に良い仕事が出来ましたし、2位に関しては嬉しく思っています。 その後すぐにヘレステストへと向かいましたが、非常にポジョティブなテストでした。昨年はアルゼンチンGPを少し疑問がある状態で迎えましたが、今回はライバルのレベル、レーストラックがどうであるのか、グリップ、前後4種類のタイヤ、天候など多くのクエスチョンマークがつくものがあります。ただ、力強い感触があるのでベストを尽くしたいと思います。」

 

スティーブン・デイ

「このサーキットはあなたには良いトラックだと言えますよね。過去2度優勝していますし。もちろんこの数年はポイントを獲得出来ていませんが、ホンダのバイクが強くなっている感じがしますし、今週末のパッケージに関しては自信があるのではないでしょうか?」

マルク・マルケス

「そうですね。好きなサーキットですし常に競争力が高いと思います。自分のライディングスタイルにも合っていますよね。昨年は本当に大きなミスをしました。一番固いタイヤをフロントに履いてプッシュし過ぎてしまったんですよね。タイヤの準備が出来ていなかったんでしょうし、バンプも多く、本当に大きなミスでした。あそこから学びましたし、今週末は表彰台を獲得することがとにかく目標となります。週末を通じてどのような結果が得られるかがわかるでしょう。」

 

スティーブン・デイ

「マルクありがとう。それではバレンティーノ・ロッシ。ヤマハもプレシーズンテストで多くの作業をしていました。ですから、その苦労がカタールで表彰台という形で報われてよかったでしょう。それに優勝したアンドレアからの差は0.7秒でした。」

バレンティーノ・ロッシ

「カタールでは確かに素晴らしい仕事が出来たと思います。もちろんテストでも1日ごとに改善をしていきました。ただ良いレースが出来るだろうというのは想定していたんです。素晴らしいレース、そして表彰台を獲得出来たというのは、シーズンスタートとして良い形だと言えるでしょう。ただ1つのトラックから別のトラックに行った時に、どんなことが起きるかはわからないんです。データ上は自分達はアルゼンチンでは非常に競争力が高いんです。昨年は自分は常に強い走りが出来ましたしバイクも良く機能していました。今回はトラックの新しいアスファルトをチェックして、バンプが少なくなっていることを願います。ただ、基本的にこのトラックのことは好きですね。」

 

スティーブン・デイ

「マーベリックも自分達が成し遂げた前進に関して喜んでいるようですが、表彰台を3度獲得したサーキットを迎えるにあたり、優勝争いが出来ると感じていますか?」

バレンティーノ・ロッシ

「昨年は自分達のチームにとっては最高の週末でした。昨年は自分達が1、2フィニッシュでしたからね。ただ、現状は違います。Ducatiやホンダのほうがヤマハよりも強いという状況ですし、彼らは昨年よりも良い状態にあります。ですからレースはタフになるでしょう。ただ重要なのは自分達のバイクがどのように機能するか、このアスファルトでタイヤがどうであるかで、競争力を発揮したいと思っています。」

 

スティーブン・デイ

「バレンティーノありがとう。それではLCRのカル・クラッチロー。カタールは相性の良いトラックですね。特にホンダに移籍してからは素晴らしい結果を残しています。今回に4位だったわけですが、その後になって気に入っているアルゼンチンに到着しました。」

カル・クラッチロー

「ええ。まずはカタールでは、チーム、そしてホンダとして良い仕事が出来ました。通常ホンダにはカタールは難しいトラックなんですが、ホンダは冬の間に本当に素晴らしい作業をしてくれました。自分達も今年はより高い戦闘力を持っています。そして自分、チームもバイクとタイヤにより良い感触を得ています。そしてトップライダー達と走ることが出来ています。カタールで表彰台争いが出来なかったのは残念ですが、アルゼンチンは今まで自分とは相性が良いトラックです。最初の年は手を怪我していたのでレースに出場出来ませんでしたが、それ以降は良い結果が得られています。理由はわかりません。自分のスタイルに合っているってこともないんですけどね。ただファンの雰囲気が素晴らしいトラックですよね。ただ多くのライダーもまたここでは強いわけですからね。ここでも恐らく10人が表彰台争いをすることが出来るでしょう。

 

スティーブン・デイ

「カタールでは色々と契約に関して誰がどこに行くのか?といった話がありました。ここにいる選手の中でレプソルホンダにいくのでは?と言われている選手もいましたよね。こうした予想に関してLCRライダーとしてどう感じますか?ダニがレプソルを離れるとしたら、あなたがレプソルホンダに選ばれるべきだと思いますか?」

カル・クラッチロー

「うーん。まず最初に今の状況について尊敬を持って接する必用があると思います。皆がダニの仕事について話をしていますが、そういう彼らも自分達の仕事ぶりについて他人に色々と言われたら嫌でしょう。ただ、現状は特にこれといった話はありません。自分はLCRホンダのために働いていて、自分の仕事はLCRのために良い仕事をすることです。出来る限り速く走り、競争力を発揮することが大事です。自分達のため、スポンサーのため、自分のためにレースをするんです。自分がペドロサのシートに収まるといった記事を見ましたけど、自分がしているのはLCRホンダチームにために良い仕事をするということです。ペドロサのシートについては自分は一言も言及した事はありません。自分が話したのは、ヨハンがもしレプソルに移籍することになるとしたら、今彼が乗っているバイクほど彼には合わないだろうってことだけです。自分はそう言う資格があると思いますしね。(※クラッチロー選手はM1にもテック3時代乗っている)ですから、自分が言いたいのは、ダニがしている仕事に敬意を払おうってことです。彼はレプソルチームで本当に長い年月素晴らしい走りをしているんです。自分達は今まで以上にハードに作業を続けるということだけですよ。」

 

スティーブン・デイ

「カルありがとう。それではダニロ、カタールでは1列目からのスタートでした。プレスカンファレンスにおいては非常に難しいレースになるだろうと話していました。極めて慌ただしいレースになると語っていましたが、まさにその通りでした。自分の結果についてはどうですか?」

ダニロ・ペトルッチ

「満足はしています。予選後のプレスにおいても目標はトップ5と話ましたし、それを達成出来ました。ただ、あの時点では表彰台でレースを終えたいと言えませんでした。ただ実際はそれがターゲットだったんです。自分の唯一のミスは残り7周、8周の段階での最終コーナーでした。そこでペドロサに抜かれて、残りが7周しかないと気づいたんです。その時点で7位でトップグループからはかなり離されていました。そこで出来る限りプッシュしたんですが、カルに追いつくことは出来ませんでした。ただ、いずれにしても良いシーズンのスタートだったと思います。常にトップ付近の位置で走っていますし、ここでも同様の走りが出来るかというところでしょう。現時点では極めてリラックスして、落ち着いて、集中出来ています。それに失うものはないですから。」

 

スティーブン・デイ

「昨年はアルゼンチンで7位でしたが、ここはライディングスタイルに合っているのでしょうか?」

ダニロ・ペトルッチ

「ここでは序盤は非常に良いペースで走れたんですが、タイヤ消費が大きいかったんです。スロットル操作が荒すぎて、レース後半でペースが落ちてしまいました。今年はしっかりとタイヤをマネジメントすることが必用になります。多くのコーナーが流れるような作りでスロットル開度が大きいんです。バイクのリーンも深いですしね。どうなるかですが、ここは自分が好きなトラックでもあるます。ただ、今回はトラックの舗装が新しくなっていますし天候も怪しいです。どうなるかについてはなんとも言えませんね。」

 

スティーブン・デイ

「ダニロありがとう。それではヨハン・ザルコ。カタールでは素晴らしいポールポジションでした。優勝を狙えるというような話もしていた中で、ああいった順位になったことは驚きでしたか?」

ヨハン・ザルコ

「カタールでは長いことレースをリード出来たことを嬉しく思います。レース序盤はフルタンクの状態もあって非常に遅いペースで走っていたんです。レースウィークの中でもフルタンクで練習をした際に、十分な競争力がないと感じていました。その後にウォームアップでセッティングを変更したことで、より良い妥協点を見つけることが出来ました。ですからああやってレースをリード出来たことは良かったと思いますし、好きな戦略です。トップで走っているほうが安全だと感じていて、例え誰かにアタックされてポジションを失っても、まだ表彰台争いが出来るわけですから。こういうマインドでレースをしたいと思っています。ただ、前回は8位で終わってしまったことは残念です。フロントタイヤの右サイドに関して苦戦してしまいました。これがライディングスタイルなのか、タイヤなのか問題はわかりません。今週末はどのようなポジションでどう戦えるかを見たいと思います。」
 

スティーブン・デイ

「ここアルゼンチンではMoto2で2勝しており、昨年は5位でした。ですからここは非常に好きなトラックということでしょうか?」

ヨハン・ザルコ

「このトラックはここに2014年に初めてやってきた時から好きです。15年16年と連勝して、昨年は5位でした。ここはトラックについて学習するのが簡単なトラックと感じますし高速コーナーもあります。ですから自分にとっては好きな部分が多いんです。そして今年はさらに経験を積んできたわけです。今回はタイヤの選択に関して良い選択をしたいと思います。そして表彰台を狙いたいと思います。」
 

スティーブン・デイ

「ヨハンありがとう。それではフロアからの質問をお願いします。」

 

Q

「ジジ・ダッリーニャがメディアのインタビューで、あなたがDucatiを去ることはないだろうが、起きないとも言えないと話していました。それについてはどう考えますか?Ducatiとの契約更新に関してはどこまで話が進んでいるんでしょう?」

アンドレア・ドヴィツィオーゾ

もしDucatiから契約更新の話があればそれはお伝えします(笑)

 

Q

「今年はDucatiは今までよりもスタートで問題を抱えているように思います。カタールでは4つポジションを落としましたよね。ロレンソも同様にポジションを失い、ペトルッチも1つ順位を落としました。なぜでしょう?」

アンドレア・ドヴィツィオーゾ

「あれは妙なスタートでした。自分も確かに2年間スタートで苦戦しています。1年で十分なんですけどね。ただ、自分はリンスにぶつかりそうだったので、スロットルを緩める必要があったんです。そのせいでかなりポジションを失ったんです。ストレートでスロットルを緩めたりしたら、かなりのポジションを失いますからね。ただ他のライダーに関してはわかりません。長い休みの後の開幕戦スタートですから、常にクレイジーなんですよ。」

 

Q

「ヘレスのテストに関して何か話せますか?」

マルク・マルケス

「いいえ・・(笑)」

 

Q

「バレンティーノ、このトラックはヤマハとスズキのバイクの特性に合っているように過去の結果から思えます。このレイアウトはインライン4(直4)に合っていると言えるのか、それ以外の何かでしょうか?」

バレンティーノ・ロッシ

「難しいですね。インライン4だからどうというのは、なんとも言えませんね。自分はこのトラックは1年目から面白いトラックだなと感じていました。流れるような作りですから、自分達のバイクには合っているんです。自分が思うに、最も重要なのはタイヤとアスファルト結婚したように上手く機能することです。後はバイクですね。このほうがインライン4がどうかという話より重要です。」

 

Q

「カル、MotoGPでのドーピング検査が甘いというあなたのインタビューをいろいろなところで読みました。MotoGPでドーピングがあるかどうかに関してどう思っていますか?そして自分以外のライダーについてはどう思いますか?」

カル・クラッチロー

「まあ同じ事を何度もいうつもりはないので、あの20分のインタビューの内容を見てもらえればと思います。モーターサイクルレーシングでドーピングがあるか?それはわかりません。ただ、世の中のほとんどのスポーツの事を見てみればわかりますよね。ドーピングがある程度は行われているんです。他のライダーに対してどうだとかいうことではないんです。もう少しテストの頻度を増やしてみてはどうかと思うんです。この案が実現されると良いんですけど。そうすることで、よりクリーンな状態でレースが出来ます。自分はこれが正しい方向だと思いますし、そのために活動していきます。これが結局全てのライダー達にとってフェアになるんですよ。」

アンドレア・ドヴィツィオーゾ

「カルに賛成ですね。自分達のスポーツにとって、チャンピオンシップにとって、そして他のスポーツにとってもそのほうが良いでしょう。そんなのは難しいといった話になると思いますがレースウィークの中でさらにテストの回数を増やすこと、シーズンの中でテスト回数を増やすことはポジティブなことだと思います。」

マルク・マルケス

「自分も賛成です。自分達が求めているのは、もう少しこういったテストを増やそうということで、そのほうが皆にとってフェアになるでしょう。結局19戦もあるのにテストは僅か2回ですし、全員を対象にしたものでもありません。ですからFIM、ドルナ、ADAMSに呼びかけているんです。」

バレンティーノ・ロッシ

「自分は過去のモータースポーツを見ても、モータースポーツはドーピングの可能性はかなりと低い思っています。ただ、テストの回数を増やすには賛成ですね。シーズン中にテストはありますけど多くはありませんしね。もしテスト回数が増えるなら、選手たちはそれに対応するだけですよ。」

ダニロ・ペトルッチ

「確かにドーピングテストは少ないですし、妙だとは思います。モーターサイクルレーシングでどの程度のドーピングが過去にあったのかは知りませんが、実際にこうしたデータもあまりありません。他のスポーツと同様に、もっとテストの回数があったほうが普通だと思います。」

ヨハン・ザルコ

「モーターサイクルレーシングの場合、いろいろな要素がありますから、ドーピングが勝利の要因なのかどうかはわかりにくいと思います。タイヤやバイクが良かったという可能性ありますからね。もっとテストがあったほうが良いでしょうけど、モーターサイクルレースの場合、ドーピングすることでどの程度何がプラスになるかわかっていないというのも、過去の例が少ない理由ではないでしょうか。」

 

Q

「ミシュランが持ち込んだミディアムコンパウンドに関してはどう思いますか?」

マルク・マルケス

「まだチームとミーティングをしていませんが、アロケーションは軽くチェックしました。ここでは前後に4種類のタイヤがあります。これだけ多くのコンパウンドがあると、多くのライダーにとって選択が難しいでしょう。それに天候や新しいアスファルトの事もあります。でもミシュランの方向性は正しいですね。新しいアスファルトの場合は安全が第一ですから。これで日曜にはさらなるオプションが提供されるわけですからね。新しいトラックでどうであるか、走りだせばわかるでしょう。」

 

Q

「あなたはカタールでルーキトップで完走したフランコ・モルビデッリと仲が良いですが、ホルヘ、ビニャーレス、スズキ、そしてエスパルガロがアプリリアにもいますが、ルーキーにとってトップ10を獲得すること、あなた方トップライダー達と戦うのは難しいと思いますか?」

バレンティーノ・ロッシ

「フランコの事は大いに信頼しています。彼が若い頃からステップアップしていくのを見ていましたからね。彼には素晴らしい才能とポテンシャルがあると思います。彼はそれを昨シーズン素晴らしい形で証明しました。そして確かに現在はMotoGPに昇格するライダーにとっては簡単ではありません。多くのバイクが非常に速いですし、10人以上のライダーが凄いスピードで、表彰台争いが出来るんですから。ですからフランコにとっても大変でしょう。ただ、これがMotoGPです。今年彼にとってはあまりプレッシャーはないでしょう。彼はまずMotoGPバイクに乗り、そこから学ぶことが重要です。それから来年には良いバイクを手に入れる事が出来るかどうかという事でしょう。」

 

Q

「昨日ブレンボからホルヘのブレーキングトラブルに関する発表がありました。彼らは技術的な問題としていたということで、人的なエラーによるものではないとわかりました。これが技術的な問題であればこと、どのライダーにも起こりうる問題だというのは恐ろしいですか?」

アンドレア・ドヴィツィオーゾ

「彼らが文章で発表したように、ブレーキに関して何らかの問題があったということです。ですから、これは誰に対しても発生する可能性があります。ただ、ブレンボは内でこうした問題は解決していると思いますし、昨年も同じ素材のものを試しましたが、結局それは今後使いたくないという越論になりました。ホルヘはそれが気に入ったのかも知れませんね。確かにこのスポーツでブレーキなしだったらそれは非常に危険なんですけど、常に全てが限界ですから、それをコントロールしていくのは難しいんですよ。」
 

スティーブン・デイ

「それでは以上ですか?SNSの質問をエイミー・ダーガンにお願いしましょう。」

 

エイミー・ダーガン

「それでは最初はアンドレア・ドヴィツィオーゾに聞きましょう。Twitterからの質問です。”レース全体をリードした後に勝つのと、最後に勝つのとどちらが良いですか?そしてなぜ?”」

アンドレア・ドヴィツィオーゾ

「最後に勝つほうがいいですね。他のライダーとバトルをするということは余計にエネルギーを使用するということです。タイヤも消費しますし。レースは非常に長いんです。バトルをして自分のポテンシャルを最後に発揮するのは良いものですが、すべてのレースのシナリオは異なります。タイヤも異なれば、いかに自分が速く走れるかも変わってきます。これはいかに勝ちたいか?とかそういった問題ではないんです。いかに勝つか?という問題なんです(笑)

 

エイミー・ダーガン

「次はマルクにTwitterからの質問です。”あなたのワークアウト中の音楽プレイリストには何が入っているんでしょうか?”」

マルク・マルケス

「色々です(笑)エミネムもあれば、スペイン音楽もあります。本当に色々です。何か特定のジャンルを聞いているということはありません。」

 

エイミー・ダーガン

「次はバレンティーノ・ロッシにTwitterからの質問です。”今までにスポーツ心理学者と利用したことはありますか?もしなければ、いかにシーズンにメンタル面で準備をして挑むのでしょう?”」

バレンティーノ・ロッシ

「一度も使ったことはありません。こうしたメンタルというのは非常にパーソナルな話だと思います。自分はもう年寄りですから(笑)自分が育ってきた頃は、そんなスペシャリストはいませんでしたよ。ですから自分でそういった事は管理する必要があったんです。ただ重要なのは、ライバルは必要な時に必要なだけの集中力を持っているか?ということなんです。特にレース前ですね。誰もがレースの直前には集中を高めるための秘訣を持っていると思いますよ。」

 

エイミー・ダーガン

「カルにはTwitterから質問が来ています。”イギリスのブルドッグが活躍しているのを見るのはイギリス人として誇らしいものがあります。他のライダーを動物に例えるとなんでしょう?”」

カル・クラッチロー

なんで俺ばっかりこんな質問なんだよ(笑)

エイミー・ダーガン

「時間が必要ですか?(笑)少しなら考える時間がありますよ。20秒くらい。」

カル・クラッチロー

「うーん。また後で聞いてもらえるかな。」

エイミー・ダーガン

「わかりました(笑)」

 

エイミー・ダーガン

「ではダニロ、Instagramからの質問です”あなたが最初に会ったMotoGPライダーに関して教えて下さい。”」

ダニロ・ペトルッチ

「自分の父が1990年からMotoGPで働いているんです。自分が生まれた年ですね。で自分が1歳の時にロリス・カピロッシに会ったらしいんです。彼とはそんなに年が離れていなくて、彼はその当時17歳で、自分は1歳でした。(※会場(笑))今でもその写真があるんです。ロリスが自分を抱いていて上田昇、ファウスト・グレシーニが一緒に写った写真がありますよ。あれは1991年のチームピレリの写真ですね。自分はまだあの当時1歳でしたから、ロリスが自分の母親だったなんて知りませんでした。(笑)」

 

エイミー・ダーガン

「ダニロありがとう。カル、準備はいいですか?」

カル・クラッチロー

「ああ。いいと思うよ。簡単ではないからしっかりと考える必要があるね。まずマルクは猫だね。猫は放り投げても必ず足から着地するだろ?」(※会場爆笑)

エイミー・ダーガン

「なるほど(笑)それは傑作ですね。(笑)」

カル・クラッチロー

「バレはこの前のレースで狼とかライオンに追われているって話をしてましたよね。でも結局バレも同じように皆にアタックするわけだから、狼かライオンでしょう。ダニロは雄牛だね。他のヤツを押しのけていくからね(笑)ヨハンはなんだろう。。彼はスタートはまるでウサイン・ボルトのようで、なんというかチーターみたいだな。とにかくかっ飛ばして常に最速で走ろうとするからね。それで、ドヴィは。。なんか賢い動物だろうな。狐かな。でも狐というほど年寄りでもないよな(笑)」

 

エイミー・ダーガン

「カル、ありがとうございました。それでは最後にヨハン・ザルコ。Twitterからの質問です。”ずっと旅しているわけですが、家で最も恋しいのは?”」

ヨハン・ザルコ

「難しいですね。自分はこうして世界中を旅するのが好きなもので。。家に居ても、すぐに次はどこで戦うかを考えているんです。多分友人に会うことくらいでしょうか。だいたい月曜か火曜に自宅に戻ってくるんですが、アヴィニョンでランチをするんです。彼らはレースの事は何も聞かないんです。レースの話はせずに色んな話題で盛り上がるんです。それが恋しいくらいですかね。だからいつもレースの後はアヴィニョンに行くんですよ。」

 

エイミー・ダーガン

「ありがとう。」

スティーブン・デイ

「エイミー、そして皆さんありがとう。良い週末を!」

(Photo courtesy of michelin)

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