★MotoGP2018アルゼンチンGP マルケス「バレンティーノとの接触はクレイジーな走行ではなかった」

今回のレースではスタート前の混乱からマルケス選手のマシンのエンジンがストール。そのままグリッド上で押し掛けをし「コースを逆走した」ことでライドスルーペナルティーを受けています。しかしマルケス選手は「マーシャルにはOKだと合図された」と主張。その後のアレイシ・エスパルガロ選手との接触、ロッシ選手との接触は自分のミスだと認めています。

しかし、ロッシ選手との接触に関しては「ロッシも過去に似たようなプッシュをしてきたじゃないか」と語ります。2015年マレーシアGPの泥仕合の末に発生したロッシ選手の”キック疑惑”では「ロッシの意図的なスローダウン、キックによって転倒させられた」と主張していたマルケス選手からすれば、今回の事件も”レーシングアクシデント”ということでしょう。今回の接触の捉え方に関しては、「あり得ない抜き方」と考えるロッシファン、「ロッシも散々似たようなことをしてるじゃないか」と考えるマルケスファンの間では大きく捉え方がわかれるでしょう。

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マルク・マルケス

「グリッドに戻るとエンジンが止まってしまったんです。誰もいなかったので自分で押し掛けをして、幸運にもエンジンがかかりました。そこでレースディレクションに関連するマーシャルが駆け寄ってきたので”ピットレーンに戻るか?グリッドに付くか?”という判断について聞きました。そのマーシャルは理解していなかったようで、別のマーシャルがサムズアップしたんです。彼らはすぐにピットレーンに戻っていったので、グリッドについていいと理解したんです。」

「そしてレースが始まると”ライドスルーペナルティー”の表示がダッシュボードに出て意味がわかりませんでした。1人のマーシャルがOKと言ったのに、なぜ後になってそれが変わるんでしょう?ライドスルーの後にプッシュを初めて、最大のミスはアレイシに接触したことでしょうね。」

「自分は4秒速く走っていて、そこまで差があると気づいていませんでした。4秒も差があると非常にオーバーテイクは難しいんですよ。なんとか接触しないようにベストを尽くしましたけど駄目でした。それで手を上げて謝罪したんです。確かにそれでペナルティーを受けて、念のために2つポジションを譲りました。」

バレンティーノとの接触に関しては、クレイジーな走行だったとは思いません。自分は既にコーナーに進入していたんです。ただトラックコンディションを理解する必要があります。もちろんドライラインはありましたけど、自分はウェットパッチに乗ってしまったんです。フロントがロックしブレーキをリリースしました。彼とは接触があり、彼が転倒したのが見えたので、手を降って謝ろうとしたんです。」

「ただ、ザルコとダニ、ペトルッチとアレイシの接触もありましたし、今日は非常に厳しい状況だったんです。自分はトリッキーな日曜の中で100%を尽くそうとしたんです。正直言ってそこまで気にしてはいません。自分は自分達のボックスの作業に集中するだけです。何が起きたかはわかっています。確かに今日はいくつかミスをしました。」

いくつかのミスはレースディレクションのもので、いくつかは自分のものです。将来的に良くしていきたいと思っています。自分は今日は良いレースが出来たと思いますし、レース内容に関してはハッピーです。本当に素晴らしいペースで走行出来ました。ただ、自分は常に100%プッシュすることを考えています。バレンティーノにしたって、過去25年間激しいプッシュをしてきたわけです。それは誰もが知っていることです。

「自分はキャリアを通じて”このライダーはクラッシュするな”と思って抜いた事はありません。常に接触は避けようとしているんです。今日バレンティーノに接触したのは自分のミスで、これはトラックコンディションによる影響でフロントがロックしたからです。ただ、自分のキャリアに関して彼が言っていることは正しくないと思います。

(※これは2015年シーズンにロッシ選手が、”マルケスはロレンソの見方をしている”と語ったことを指していると思われます。また、2015年マレーシアでのロッシ選手の行為は”転倒させてやろう”という意図があったのだと暗に語っているともとれます。)

(Photo courtesy of michelin)

(Source: HRC, Crash.net)

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