マルケス選手のオーバーテイクによって接触転倒となったロッシ選手は、6位から19位に一気に順位を落としました。今週末はマルケス選手が繰り返し危険走行をしており、レースディレクションはなんらかの対策をする必要があり、マルケスにはさらなる制裁が必要と語ります。とにかく怪我がなく幸いだったと言えるでしょう。

バレンティーノ・ロッシ

「体は大丈夫です。しかし最悪な状況です。今日のアクシデントを例にすれば、同じようなことは誰にだって起きます。ブレーキングでミスをして他の選手に接触してもいいってことなんです。レースですからこういうことは起き得るとは思います。しかし金曜の朝から、マルケスは同じことをビニャーレスにし、ドヴィツィオーゾ、自分にもしました。土曜の朝もそうです。そして今日は彼は4人のライダーにこうした行為を行いました。こうしたレースを許してしまえば、レースの危険度が非常に高まります。」

もしすべてのライダーが同じような走行をすれば、レースは本当に危険なスポーツになりますし、最悪の結果しかありません。非常に危険な状況です。自分がレースディレクターのマイク・ウェッブに言ったことによって、彼らがより責任ある行動を起こしてくれることを願っています。レースディレクションはさらなる追加処置を取る必要があります。

「マルケスが同じトラックにいるのが恐ろしいですよ。彼の名前がサインボードに出た時に既に恐ろしかったんです。自分はレースディレクションではありませんから、彼らがどうするかを決めることです。しかし、マルケスはこのスポーツを破壊しています。300km/hでレースをしている時は、ライバルのことを尊重する必要があるんです。

(Photo courtesy of yamaha motogp)

(Source: モビスターヤマハ)