15の世界GPタイトルを保持するジャコモ・アゴスチーニは、アルゼンチンGPのマルケス、ロッシの接触については、マルケスの走りは「愚かだった」としながらも、ロッシは少し言いすぎだと考えているとのこと。

ジャコモ・アゴスチーニ

「マルケスは間違っていましたし、それについて謝罪しました。彼が二度とああいったことをしないことを願います。しかし失格というのは妥当ではありません。彼は既にレースの中でペナルティーを受けていますから。ロッシが”マルケスは足を狙って突っ込んできた”と言っていますが、あれは正しくないでしょう。ナーバスになって大げさに言っているんでしょう。」

「マルケスとロッシに起きた事は誰に対しても起こります。自分もそういった経験がありますし、バレンティーノ・ロッシにしてもそうです。常に起きているんです。レースの中ではザルコも結果的にペドロサをふっ飛ばしたわけです。マルケスの走りは愚かでした。これは友人として言っています。」

「彼は皆を抜けるスピードがありましたし、次のコーナーで楽に抜くことが出来たでしょう。彼はインサイドに留まり続け、上手くコーナリング出来なかったわけです。彼を擁護するつもりはありませんが、あの時の状況を考えてみる必要があります。非常に緊迫した状況で、デスクに座っていたというような形ではありませんから。」

(Source: motogp, lavanguardia, motociclismo)