アルゼンチンGPの終盤では、リンスとミラーのバトルに参加せず、クラッチローとのバトルに備えてタイヤと体力を温存していたザルコ。明らかにペース面ではレースウィークを通じてクラッチローに劣っていながら、最後まで接戦を演じました。こうした走りからも、MotoGPクラス初優勝は目前だと言えるでしょう。COTAはマルケスのホームグラウンドとも言えるサーキットですが、COTAでMotoGPクラス初優勝を遂げることが出来るでしょうか。

ヨハン・ザルコ

「COTAは非常に良いトラックです。ただフィジカル面ではタフで、恐らく年間のカレンダーの中でも最もテクニカルなサーキットの1つでしょう。なにせコーナーの数は20もありますから、速く走るのは容易ではありません。」

「ただ、アルゼンチンで表彰台を獲得しましたし、バイクで得られたフィーリングに関して本当に嬉しいんです。オースティンでは表彰台争いをするために、最高の形でレースに向けて準備が出来るよう、金曜の段階からこの素晴らしいフィーリングを感じることが出来ればと思っています。」

「初優勝に関しては当然考えてしまいます。初優勝についてはやはり夢ですし、最大限この初優勝という夢の中で行きたいと思います。」

(Photo courtesy of michelin)

(Source: Tech3)