★イギリスAutomobile Association「イギリスでは毎月100万ポンドの車両修理費が路面の穴によって発生している」

他国の道路事情というのはあまり知る機会がありませんが、イギリスでは路面に空いた深い穴による車両の損傷が深刻化しているとのこと。イギリスでは最近シルバーストーン・サーキットの再舗装が行われましたが、こういう話を聞くとなんとも皮肉と感じずにはいられません。

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イギリスAA(Automobile Association)(※日本のJAFに相当するロードサービス/保険会社)は、イギリスの道路状況の酷さによって、車両修理費として少なく見積もっても100万ポンド(※約1億4,900万円)が毎月発生しているとしている。

AAによると、路面に出来た深い穴によって生じた車両修理件数は、2018年の第1四半期(1−3月)で、昨年同時期の約3倍になっているとする。そして4月の終わりまでに路面の穴によって生ずる車両修理件数は、2017年の合計を上回っている。AAによると既に4200件を超える車両修理の申請が発生しており、その平均修理費用は1,000ポンド(約14万9000円)とのこと。

AAインシュランス ジャネット・コナー

「ほとんどの場合、路面の深い穴によって車両のダメージが引き起こされています。タイヤがパンクしたり、ホイールのリムが変形したりなどの被害なのですが、これは保険適用を正当化する理由とはならず、さらにこうした申請を行うことで、無事故割引(no claims discount)が適用されなくなる恐れがあります。ですから、我々が把握している申請件数というのは、確実にさらに酷いダメージによるものなんです。」

「ドライバー達がこうした深い穴を通過することでサスペンションを破損したり、ステアリングの損傷、車の底面の損傷、アクスルの損傷、また穴によって弾き飛ばされて他の車に衝突したり、縁石、街灯に突っ込んだりというケースもあります。今年はこうした路面の穴による事故で「車が酷い損傷を受けて走行不能になった」という報告が増えています。これは昨年はほとんど見られないケースでした。イギリスの路面の穴の酷さは、まさに国家としての恥と言えるほどになっています。」

3月に運輸省長官は1億ポンド(※約149億円)を路面補修に充てると発表。しかしAAによると、これは焼け石に水であり、AAの試算では路面をしっかりとした状態に完全に補修するには、90億ポンド(※約1兆3,400億円)が必要だとしている。

AAが独自に行った調査によると、88%の道路利用者が、路面状況は10年前よりも酷くなったと感じているとのことで、2018年3月の時点で42%の人が近所の道が酷い状況であると解答、なお、2017年3月時点では34%であった。

AAに寄せられる保険適用に関する訴えはほとんど車に関するものであるが、モーターサイクルにとっては路面の深い穴はさらに深刻な存在であり、ホイールリムが曲がるといった程度の問題に留まらず、命の危険となる可能性すらある。

(Source: visordown)

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