例年は苦戦するル・マンで優勝したマルケス。唯一リアにハードタイヤを選択し、後半のペースはもともと期待されていたわけですが、安定した走りで見事優勝。これでマルケスは最高峰クラス38勝となり、ケーシー・ストーナーの記録に並び、チャンピオンシップのリードをさらに広げました。

サイモン・クラファー

「今回はリアにハードタイヤを選択し、レースをほぼ完璧にコントロールしました。今日はどこかヒヤッとする場面はありましたか?」

マルク・マルケス

「今回は皆のペースが接近していたのでタフなレースでした。今日は昨日に比べるとグリップが少し低くて、特に今朝はフロントタイヤのグリップが低くて苦戦しました。リアタイヤを適切な温度にするまで時間をかけていたんですが、それでも序盤からプッシュしていきました。ここではいつもは苦戦するわけですから、この勝利は重要なので嬉しいですね。」

(Photo courtesy of michelin)