★MotoGP2018 Marc VDSがヤマハのサテライトチームとなり、ロレンソが3台目のファクトリーM1を走らせる可能性

ホルへ・ロレンソのファンにとっては信じたくないようなシナリオですが、もしスズキがホアン・ミルと契約した場合、行先の無くなったロレンソは、ヤマハのサテライトチームになるかもしれないMarc VDSで3台目のファクトリーM1に乗るというシナリオについての記事をご紹介します。

Sponsored Link

各トップライダー達は既にその行く先を決めており、ドヴィツィオーゾはル・マンまで発表を待ったとはいえ、あと一人本当に興味深いライダーとして行く先が決まっていないのはホルへ・ロレンソのみだ。

ホルへ・ロレンソのライダーとしての素晴らしさを遠回しに語ったり、その価値を損ねようとすることには意味はない。彼の才能はDucatiを乗りこなせていないからといって損なわれるようなものではない。メランドリもロレンソと同じ道を辿っており、かつてのバレンティーノ・ロッシもそうだ。Ducatiで上手く行かなかったライダーの名前を挙げ始めたら、それこそキリがない。

Ducatiは簡単なバイクではないし、ストーナー時代と異なるバイクになったというふりをするのもやめよう。ケーシーはDucatiで勝利した一方で、バレンティーノ・ロッシはすぐさまに、このバイクでは速く走ることは出来ないと悟ったのだ。

もちろん我々が話しているのは異なる時代のことだ。それにこのバイクを開発したエンジニアも違う。フィリッポ・プレジオーシとジジ・ダッリーニャは全く対局にある人物なのかもしれないが、バイクを作るにあたっての哲学が重要なのだ。全てのホンダのバイクがトウキョウのファクトリーから特定のキャラクターを持って生まれてくるのに対し、(※HRCは埼玉県朝霞市)同様のことがDucatiにも言える。そうでない限りライダー達は、そのバイクを乗りこなすのに力が必要だということに納得しないだろう。

しかし、ホルへ・ロレンソに関して言うと、彼は過去2シーズンに渡り優勝を達成していないライダーだ。彼がDucatiを去るとしたらどこへ向かうのか?

ロレンソはスズキに移籍するという話がある。しかしル・マンではスズキがホアン・ミルと契約をするのではないかという話が出てきた。彼がMoto3チャンピオンを獲得してから、僅か5戦でMoto2の表彰台を獲得したことを考えると、スズキにしては比較的安全な投資物件だといえるだろう。問題は彼がホンダと有している仮契約だ。であるからして、もしHRCミルを確保したいと思わない限り、ミルがアンドレア・イアンノーネのシートに収まる可能性が高い。

こうした可能性があるため、アンドレア・イアンノーネは既にアプリリアへの移籍を検討している。ダニロ・ペトルッチに関しては、ジャック・ミラーが彼の代わりにDucatiのファクトリーチームに選ばれる可能性があり、この時点でファクトリーシートは全て埋まり、残りはサテライトチームのみとなってしまう。(※ペドロサはレプソル続投、ミルがスズキ、イアンノーネがアプリリア、ミラーがDucatiというシナリオ)

しかし実際には2台のゴーストバイクと言えるMarc VDSが存在する。Marc VDSは現在チーム内の内紛が、チームマネージャーのミハエル・バルトレミーとベルギー人大富豪であるマーク・ファン・デル・ストラテンの間で続いている。現時点でMarc VDSはヤマハと交渉をしているが、論理的に考えてフランコ・モルビデッリがこの決定に絡んでくるだろう。(※VR46出身のため)さて、一体何が起きるのだろうか?リン・ジャービスは愛しのホルヘをヤマハへと連れ戻そうとするだろうか?

3台目のファクトリーバイクというのは、ホンダとDucatiがしばらく前から行っている方法で、これは良い選択となるだろう。最近のビニャーレスのコメントから考えても、ラモン・フォルカダは3人目の優勝の可能性のあるライダーというこの話に乗ってくるかもしれない。(※Marc VDSがヤマハのサテライトチームとなりロレンソをこのバイクに乗せるというシナリオ)

こういった内容に関しては、マルク・マルケスがチャンピオンシップにおいて一人抜け出してしまうことを許容したくないカルメロ・エスペレーターの承認を得られるだろう。もちろんマーク・ファン・デル・ストラテンはMoto2からの若き選手をチームに入れたいだろうし、アレックス・マルケスが最高峰クラスにステップアップするところを見たいだろう。しかし、正直なところ弟が兄ほどのレベルの選手になれるとは思えない。

また、スズキがさらに2台のバイクをグリッドに並べることは実現しないだろう。スズキはケビン・シュワンツの時代から同じことを言っているが、実現したためしがない。アプリリアはサテライトバイクを走らせることはないだろう。今はバイクよりも多くの(強力な)ライダーが溢れている時代なのだ。

この中には必ず蚊帳の外に置かれてしまうライダーがいる。もし、それがロレンソであった場合、実にスキャンダラスな展開と言えるだろう。

(Source: gpone)

(Photo courtesy of michelin, Marc VDS)

この記事が約に立ったら
「いいね!」お願いします!

Twitter で
Sponsored Link