★MotoGP2018イタリアGP 予選プレスカンファレンス翻訳

イタリアGPの予選プレスカンファレンスです。今回は2016年の日本GP以来ポールポジションを獲得していないロッシ、そして同じく久しぶりのフロントローに帰ってきたロレンソ、ビニャーレスの3名によるプレスカンファレンスとなっています。

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スティーブン・デイ

「プレスカンファレンスを始める前にお伝えしておきます。BMWのMポジションアウォードをリードするのはヨハン・ザルコで、現在102ポイント。マルク・マルケスが96ポイント、カル・クラッチローが64ポイント、バレンティーノ・ロッシが62ポイントとなっています。それではバレンティーノ・ロッシ、テストの内容はあまり良くなかったと語っていましたが、どうやら良い週末となっているようです。予選はあなたにとって得意とは言えるものではありません。前回フロントローだったのは昨年のアラゴンで、最後のポールポジションは2016年の日本GPでした。」

バレンティーノ・ロッシ

「そうですね。ポール獲得は久々ですね。昨年はゼロだったわけですからね。昨年はフロントローを獲得出来ませんでしたから。こうしてフロントローを獲得出来たのは素晴らしいことですし、ここムジェロでというのは、また素晴らしい結果だったと思います。バルセロナでテストを進めて中でバイクのバランスの改善が出来ました。あまり多くテストしたはなかったんですが、その中でバイクのフィーリングが向上しました。そして今週はバイクのフロントのフィーリング、旋回性、コーナリングスピードの部分を改善することが出来ました。レースタイヤに関しては選択が難しいですね。これが自分だけでなく、ライバルも同様であることを願っています。というのも2種類のタイヤは柔らかく、ハードタイヤを履くと最後まで保つんですがパフォーマンスがだいぶ落ちてしまうんです。レースはいつもどおり長いですけど、こうしてポールを獲得出来たのは久々に嬉しいですね。」

 

スティーブン・デイ

「レースペースに関しては多くのライダーが1’48前半ですが、1’47という可能性もあります。7人から8人が表彰台争いに絡んできそうですね。」

バレンティーノ・ロッシ

「ええ。ペースに関しては恐らく1’47秒台でしょう。そしてトップ7台が優勝争いが出来るという状態です。本当に多くのライダーとバイクが良いペースで走行しているんです。今日から明日にかけての仕事が非常に重要です。細かい部分を改善する必要があり、誰にとってもフロント、リアの正しい選択が必要です。その後はどうなるかですね。ポールポジションはスタートするには最高の位置ですが、レースは長いですからね。」

 

スティーブン・デイ

「ありがとう。それではホルへ・ロレンソ、あなたにとってもアラゴン以来となるフロントローですが、色々な話題がある中でこうしてバイクに集中して良いフィーリングを得て、明日に向けて予選で良い走行が出来たのは良いことですね。」

ホルへ・ロレンソ

「ええ。確かオーストリア以降フロントローが無いと話していましたが、アラゴンでしたね。純粋なプレスカンファレンス以外でこうして予選のプレスカンファレンスでこの場にいるのは久しぶりです。再び競争力を発揮出来て嬉しいですし、特にバイクのフィーリングが良いことが自信をエネルギーを与えてくれます。これによっていいペースで長距離を走行出来るんです。ですから今までのレースよりもしっかりと準備が出来ていると感じますね。ただ、それを日曜日に証明しないといけません。」

 

スティーブン・デイ

「FP4ではペースも安定しているようでしたが、それもあってフロントロースタートは喜ばしいでしょう。最近は素晴らしいスタートが出来ていますから、ターン1で1位になっている可能性はかなり高いのでは?」

ホルへ・ロレンソ

「ええ。過去2戦では2列目からのスタートで多くのライダーオーバーテイク出来ました。しかしそう簡単なことではないんです。とは言え、2位というのは良い位置ですね。まだDucatiで初のポールポジションを獲得することは出来ておらず、そうなったら最高ですが重要なのはフィーリングなんです。あとは自信と最後までエネルギーを温存することなんです。」

 

スティーブン・デイ

「ありがとう。それでは予選3位のマーべリック・ビニャーレス。状況はバレンティーノとホルヘと似ていると思います。暑い気温の中で良いフィーリングが見つかり、ようやく気に入るセッティングが見つかり、良い位置からのスタートとなります。」

マーべリック・ビニャーレス

「今朝は最悪でしたので、1列目が獲得出来るなんて思っていませんでした。今朝は昨日からペースを改善することが出来ず、ガレージの中での作業でようやく苦戦していた部分がわかり、FP4ではユーズドタイヤを使用してリズムが大きく改善しました。予選はQ1の後で難しかったですね。最初はミディアム、そしてソフトを使用しました。これ良いフィーリングが得られて良いフィーリングが得られました。チームもしっかりと機能したと思います。何か問題が起きてもけして諦めません。フロントで走る自信はあります。」

 

スティーブン・デイ

「Q1は危なかったですね。チームがティト・ラバトが後ろにいると教えてくれなければあわやというとことでした。」

マーべリック・ビニャーレス

「あそこでチームが知らせてくれたので彼を交わしましたが、気づいていなければそのままQ2進出を逃していたでしょう。」

 

スティーブン・デイ

「それではMotoGPライダーの皆さんありがとうございました。それではマティア・パシーニ、昨年は素晴らしい優勝がここ母国GPでありました。あの勝利でムジェロ3勝目となりました。これで今回、初めてのポールポジション獲得ですが、明日のレースに向けても良いペースがありますね。」

マティア・パシーニ

「ええ。フロントロー、ポールポジション、ムジェロでこの結果を得られたのは素晴らしい気分です。昨年の結果を繰り返したいと思いますが非常に難しいでしょう。明日はとにかくベストな記録を狙います。ペーストバイクのフィーリングは良いのですが、バイクのセットアップを少し変更しています。今までの2戦はバイクに苦戦していましたが、ここではバイクを快適に感じる事が出来ます。ここではフィーリングが戻ってきてバイクに素晴らしい形で乗れるようになってきました。バイクの操縦を楽しむことが出来ています。このサーキットも最高ですが、今は全てが完璧です。明日は5人ほどのライダーが優勝争い、表彰台争いに参加するでしょう。自分もこのグループにとどまって表彰台を狙っていきます。」

 

スティーブン・デイ

「今年はスタートがよくなっていますが、これはメンタリティーなどアプローチを変えたからなんでしょうか?」

マティア・パシーニ

「同じチームに3年残って共に作業をしていく経験は初めてですから。でもこれが重要で、現在のMoto2のレベルは非常に高く、トップに居続けるのは難しいんです。それに左手でブレーキをかける状態で後ろにいると、今の状況は最高ですね。今年は良いフィーリングがありますし、今年は非常に力強く感じています。チャンピオンシップ争いが出来ると思いますね。」

 

スティーブン・デイ

「ありがとう。それではMoto3です。予選プレスカンファレンスではおなじみのホルヘ・マルティンです。これで4連続ポールとなりました。予選が難しいムジェロにおいて秘訣はなんですか?」

ホルヘ・マルティン

「バイクのフィーリングが非常に良くて、昨シーズンもわかったと思いますが1ラップのタイムは非常に良いんです。今年は出来る限り一人で走っていたのと、ユーズドタイヤでも良いフィーリングがありましたし、一人で単独走行が出来ました。これは非常に重要なことだと思います。明日はグループでの走行になると思いますから難しいです。ただその中で違いを生み出せるでしょう。」

 

スティーブン・デイ

「今シーズンは2回も他のライダーによって転倒し、多くのポイント失いましたね。」

ホルヘ・マルティン

「カタールでは良い形で作業を始め、オースティンで良いレースとなりました。しかし他のライダーのミスに巻き込まれてしまいました。ただ現時点ではチャンピオンシップの事は考えていません。ただ明日優勝を目指すだけです。」
 

スティーブン・デイ

「ありがとう。それではフロアからの質問をどうぞ」

 

Q

「今回のヘルメットのモチーフは?」

バレンティーノ・ロッシ

「これはイタリアへのトリビュートなんです。ムジェロっていうのは常にメルネットデザインについて悩むんですよ。今年はイタリア国旗があいったヘルメットが欲しかったんです。」

 

Q

「2年前のポールポジションとのタイムの違いは0.3から0.4秒ということが多かったのに、今は(※3位まで)0.96秒ほどです。何が変わったのでしょうか?2年前はタイヤ、自分、競争相手、トラックなど」

バレンティーノ・ロッシ

「2016年のポールを獲得したときは46’8、いや46’5でした。これは年度によって異なりますが、一番大きな変更点はタイヤでしょう。ミシュランは今年の冬に素晴らしい仕事をしたと思います。2016年は彼らにとってはMotoGP1年目でした。今はフロントもかなりプッシュ出来ますし、リアも良いグリップがあります。ですからタイヤ、バイクの改善もあります。トラックは変わりませんが、他のカテゴリーのスピードも上がっているので今日はトラックのグリップが上がっているんだと思います。ポールを獲得するにはミスのないラップをする必要があるんですよね。こうしてポールを獲得出来るとやはりいい気分です。」

 

Q

「ル・マンに関してM1の改善点を聞いた時にトラックとの相性が良いと語っていました。ここではどうなのでしょう?」

バレンティーノ・ロッシ

「バルセロナで作業はしたんですが特に特別な内容はなく、バイクのバランスを少し改善できたと思います。まずはこういう質問に関してはレースの後じゃないと答えにくいですね。1周だけのタイムとレース全体ではまったく別物ですから。そしてレースのほうが難しいわけです。ムジェロはヤマハにとっては厳しいトラックなわけです。ですから自分たちにとってもこうしてフロントローにいることは驚きなんです。」

 

Q

「セクター4では他のバイクが速いようです。マーべリックがセクター3で苦戦しており、他のライダーはセクター1、セクター2が速かったりします。明日はそういった意味で戦略的なレースになると思いますか?」

バレンティーノ・ロッシ

「これはペースにもよりますし、ポテンシャルにもよります。戦略的なレースというのはあまり過去になかったと思いますが、例えばマルケスのように後続との間にリードが大きいと自分で戦略を決めることが出来ます。しかし、自分はここ5年、6年は戦略的なレースが出来ていませんね。(苦笑)明日はそうですね、自分はセクター3で速く、セクター4はエンジンパワーに関連しています。そしてスリップストリーム、そしてブレーキングが重要になります。これは最終コーナーとサンドナートに関してということです。明日は異なるライダーとライダーが同じようなペースなので面白いレースになると思います。」

 

Q

「2週間前はタンクのエルゴノミクスに関して話をしていましたが、明日に関して心配はしていますか?」

ホルへ・ロレンソ

「この問題は新しいバイクのエルゴノミクスに関して起きていて、より苦戦しているんです。そこで自分のタンクによりサポート性をアップ出来るような工夫を施しました。」

 

Q

「クールダウンラップで観客が騒いでいるのを見て、10歳若返りましたか?」

バレンティーノ・ロッシ

「ええ。まさにそのとおりです。クールダウンラップをわざとゆっくり走って、あの瞬間を楽しんだんです。自分のキャリアの中で、あと何回ポールポジションを獲得出来るだろうと思ったんです。特にムジェロですから。自分の友だちがどのあたりにいるのかわかっているので、そこに向かって手を降って、またひとりひとりのお客さんに手を振りました。本当に最高の瞬間でした。明日も重要ですが、こういった中で10歳確かに若返りましたね。」

 

スティーブン・デイ

「みなさんありがとうございました。」

(Photo courtesy of michelin)

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