★MotoGP2018 ペドロサのHRC離脱後、現時点での各ライダーの2019年シート予想

HRCはダニ・ペドロサとの契約を2018年末で終了、延長しないと発表。2019年以降は別のライダーを起用することとなります。現時点でファクトリーシートにいながら、来季のシートが決まっていないのはダニ・ペドロサ、ホルへ・ロレンソ、アンドレア・イアンノーネ、スコット・レディング、ブラッドリー・スミスとなりますが、それぞれに関してはどのような噂が出ているのでしょうか?

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ダニ・ペドロサはアンヘル・ニエト・チームが走らせるサテライトヤマハを操縦する

最高峰クラスデビューからレプソルホンダで戦ってきたダニ・ペドロサがホンダを去る事が決定しましたが、可能性があるとされているのがサテライトヤマハを走らせるという話です。当初ヤマハはMarc VDSとサテライト契約に関して話をしていましたが、Marc VDSのチーム内紛により交渉が難航。

motorsportmagazine.comが伝えるところによると、リン・ジャービスは2019年のバイクを4台にする場合、6月末にはオーダーをする必要があると語っています。つまり、このタイミングまでに契約がまとまらなければ、2019年以降ヤマハは2台のファクトリーバイクのみを走らせることになります。そこで既に2019年からも引き続きDucatiを使用すると”合意”しているアンヘル・ニエト・チームが、ヤマハを走らせるのでは?という噂があります。

そしてヤマハに乗れば優勝出来るとクラッチローが太鼓判を押すペドロサのサテライトM1説が飛び交っているわけです。しかし同様にハンドリングマシンとされるスズキにペドロサが移籍するという未来も可能性としては無いわけではなく、ペドロサがレプソルを去り、ロレンソがDucatiを去り、ミルがファクトリーシートを狙うという状況で、全く何が起こるか予想出来ない状況となっています。

 

ホルへ・ロレンソはDucatiを去ってどこにいくのか?

ムジェロで遂にDucatiでの優勝を遂げたロレンソは、優勝後のインタビューで「この先2年間は別のバイクに乗る」と明言。当初可能性が高いとして挙げられていたのはMarc VDSが走らせるかもしれないサテライトヤマハ、そしてホアン・ミルを実は獲得出来ていないのでは?と噂されるスズキ、そしてペドロサのレプソル離脱説が出てきてからは、実はレプソル入りするのでは?といった噂まで飛び出てきました。

ライディングスタイルの観点からは、乗り慣れたヤマハのM1、そして同じく4気筒クロスプレーンエンジンのスズキへの移籍の可能性が高いと言われますが、ロレンソの契約金をヤマハのサテライトチーム、そしてスズキも用意出来ないだろうというのが定説です。(※スズキの場合はモンスターをメインスポンサーとする可能性も報じられていますが。。)しかし、唯一サテライトヤマハを潤沢な資金のもとに走らせられるのでは?と言われているのが、1974年8月創業のマレーシア国営企業であるペトロナスが所有するSprinta Racingです。セパン・インターナショナル・サーキットCEOであるラズラン・ラザリは、最高峰クラスにチームを持ちたいという意志は持っているようで、以前は「ハフィズ・シャーリンを走らせることを検討しているが、今はその時期ではない」といった内容の発言をしていました。

ダニ・ペドロサが抜けた後にロレンソが走るというシナリオに関しては、ほぼマルケス専用機と化し、マルケス以外のライダーにとってはキャリアキラーとまで言われるRC213Vをロレンソが選ぶかどうかは難しいところです。そしてペドロサのレプソル離脱の噂が出たということで可能性が一気に高まったのがホアン・ミルのレプソル加入です。ミルのマネージャーであるパコ・サンチェスは、「現時点で最高のライダーの横でこそ大きく成長出来る。」と語っていることから、現在間違いなくMotoGPにおいて最強のライダーであるマルク・マルケスの横で若きミルが成長したいと考えてもおかしくありませんし、HRC目線で考えても、チャンピオンシップ優勝の期待はマルク・マルケスに託し、ミルを獲得して第二のマルケスを育てようと思っていても不思議ではありません。

 

アプリリア加入が濃厚と言われるアンドレア・イアンノーネ

アンドレア・イアンノーネはスズキからバルセロナテストの後に契約更新はしないと伝えられたと語り、来年もファクトリーシートを狙っていると語っています。となると、シートが空いているファクトリーチームは、アプリリア、Ducati、レプソルホンダのみとなり、この中で最有力と言われるのがアプリリアです。Ducatiのもう1人のライダーがアンドレア・ドヴィツィオーゾであることからも、イアンノーネがDucatiに出戻るとは考えにくく、レプソルがイアンノーネを走らせるとも思えません。となると消去法で最も可能性が高いのがイタリアンメーカーであるアプリリアとなります。

 

Moto2クラスへの参戦が囁かれるスコット・レディング

アプリリアに加入して以来目立った活躍が出来ていないスコット・レディングは、恐らくMotoGPでシートを探すことが叶わず、Moto2クラスに戻る事が濃厚だとされています。本人も一度ファクトリーバイクに乗った後で、またしてもMotoGPのサテライトバイクに乗るという未来は考えていないでしょう。

 

引退をほのめかすブラッドリー・スミス

ポル・エスパルガロの契約更新が決まった直後に、KTMはヨハン・ザルコと2年間の契約を結んだことを発表。実質的にブラッドリー・スミスの来季のシートは無くなりました。スミスはcrash.netに、MotoGPバイクに乗ってこそ心が躍ると語っており、ミカ・カリオのようなテストライダーとしての仕事を得られれば検討するとも語っていますが、WSBKのようなプロダクションバイクでのレースには興味が無いとしています。

ロレンソがその移籍先を明らかにされるとされるカタルーニャGPは来週6月17日開催です。今まで誰がどこにいくか?というギリギリのバランスを保っていたものが、ロレンソのDucati離脱発言、そしてペドロサがレプソルホンダを去ると発表された今、カタルーニャGPの木曜プレスカンファレンスにおいて、ロレンソ、ペドロサの未来、そしてひょっとするとミルのMotoGPファクトリーチーム加入が同時に発表されるかもしれません。

(Source: motorsport.com, crash.net, motorsportmagazine.com)

(Photo courtesy of michelin)

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