★MotoGP2017 ミシュラン ニコラ・グベール インタビュー

昨年からMotoGPに復帰したミシュランタイヤですが、今年は前後ともに3種類のスリックタイヤを供給、さらにはタイヤ識別システムなども始まり非常に忙しいのだろうと推測しますが、ミシュランのレーシングテクニカル・ディレクターであるニコラ・グベールがインタビューに答えています。

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2016年に選手権に戻ってきて以来、今年はミシュランにとってMotoGP世界選手権の唯一のタイヤサプライヤーとしての2年目となる。1戦を終えた所で、motogp.comはミシュランのレーシングテクニカル・ディレクターであるニコラ・グベールに、MotoGP復帰について、開発について、どのような用意があるのかを聞いた。

 

Q

「最初にミシュランの復帰をどのように評価していますか?」

ニコラ・グベール

「ポジティブに捉えています。7年の空白の後にしっかりと準備が出来ていましたし、これは全ての記録を破った今年のカタールに見ることが出来ます。レースタイムも含めてね。これは昨年4度達成したことであります。よく人々は予選タイムに注目するんです。これは最も華々しいものだからですが、タイヤのパフォーマンスを最も表しているのはレースタイムなんです。また我々が想定していた困難な状況がいくつかありました。多くのサーキットが変わったり、新しいサーキットがあったり、路面が新しくなったりしました。」

「非常にポジティブなことは、沢山の勝者が生まれたことですね。これらの全ての勝利が我々によるものではありませんが、これだけの数のライダーが優勝したというのは、我々の名誉に関わる問題ですね。ライダーとライディングスタイルの間で適切な適切なものを見つけなければならず、それがライダーに異なる選択をさせることになるというのは理解しています。目的は我々のタイヤのアロケーションを各ライダー似合わせるために、彼らのリクエストをしっかりと聞くということですね。さらには、今年に関してはレギュレーションは我々に3種類のフロントとリアタイヤを用意することを許可しています。」

 

Q

「プレシーズンでは新しいフロントタイヤが登場しました。これについてはどうでしょうか?」

ニコラ・グベール

「このタイヤを今年導入するために、このタイヤに関する作業は昨年のブルノから初めました。チャンピオンシップはバレンシア以前から決まっていましたから、チームともにレースウィークの中でフルスケールテストをするのもいいなと思ったんです。ですから2種類のタイヤを持ち込みました。1つは2016年のプロファイルで、もう1つは2種類の2017年用のプロファイルでした。90%のライダーは新しいタイヤに適応し、我々が正しい方向に進んでいるのだということがわかりました。これはライダー達に最大リーンアングルでさらに自信を与えるというものです。」

 

Q

「オースティンとヘレスの間にウェットタイヤの開発を目的としたテストがあります。これらを開発するにはどのようなテストを行うのでしょうか?」

ニコラ・グベール

「トラックを借りて、全てのチームを招いています。トラックを濡らし、タイヤのパフォーマンスを評価するためにライダー達は10分間の走行を行ないます。分析的なテストを実行し、コンディションを管理するのが最高なんです。また同様にレースウィークエンドに異なる形で挑むライダー達の意見を聞くことも重要です。」

 

Q

「そして今年からインターミディエイトタイヤが無くなりました。」

ニコラ・グベール

「ライダー達にスリックタイヤとレインタイヤの間でなんとか出来るのだということを証明出来ました。昨シーズンはライダー達がスリック、インターミディエイト、レインタイヤを履いているという状況がトラックで何度もありました。レインタイヤとスリックタイヤを同時に使うことが出来ていたということなんです。これはこの2つの間に繋がりがあるということを示しています。ですからインターミディエイトを用意することに興味は無かったんです。インターミディエイトが使用出来る状況というのはウェットタイヤよりも狭いんですよ。」

 

Q

「最後になりますが、ミシュランにとって次の進化とは?」

ニコラ・グベール

「フロントタイヤに加えて、さらなるトラクションを発揮する新しい構造のリアタイヤがあるんです。この構造をシーズン開幕で維持して、そこからどのように進化させて行くことが出来るか見てみましょう。」

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