カタルーニャGPにおいても、序盤で苦戦し後半で盛り返すという走りは変わらなかったビニャーレス。タンクに関する作業というのは、恐らく燃料満タン時の重量バランスを、タンク内の仕切り板などによって調整するといった作業と予想しますが、ライディングスタイルを前半後半で大幅に変更するなどの工夫も必要なのでしょう。

マーべリック・ビニャーレス

「序盤の5周、6周という自分が苦戦する部分に関して燃料タンクに関して色々な作業をしていました。
最終的にはかなり改善が出来たと思います。午後には満足出来たと言えます。もう少し後ろ乗りにするようにしていたですが、結局それは良い結果にはなりませんでした。これだとフロントが暴れてしまうんです。最終的にはバイクは似たような形でフロントを機能させるためにいくつかのセットアップを試したという状況でした。良い作業が出来たと思いますが、あくまでこれはテストです。レースの中で証明する必要があります。アッセンではレース序盤からプッシュ出来るよう強い走りが出来ることを願っています。バイクは悪くないんです。序盤の5周を良いリズムで走行することが必要なんです。」

(Source: yamaha-racing)

(Photo courtesy of michelin)