★ハーレーダビッドソン EU圏での関税大幅引き上げを受けて、生産拠点をアメリカ国外へ移転

ハーレーダビッドソン(Harley-Davidson)は、月曜日にEU圏で大幅引上となる輸入関税を回避するために、生産工場のいくつかをアメリカ国外に移すと発表しました。アメリカはEUからの鉄鋼・アルミニウムへ高い輸入関税をかけていますが、EUはこれを受けて対抗処置としていくつかのアメリカからの鉄鋼製品への関税引き上げを発表。もっとも顕著なのは排気量500cc以上のアメリカ製のモーターサイクルへの関税引き上げです。

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この影響で、EUのアメリカ製モーターサイクルへの関税は6%から31%まで引き上げられ、ハーレーダビッドソン(Harley-Davidson)によると、これはアメリカからEUに輸出される車両1台あたり2,200ドルのコスト増となるとのこと。ハーレーダビッドソン(Harley-Davidson)は2018年中のコスト増はおおよそ3000万ドル〜4500万ドル(※約49億)と推定しており、1年通算で考えると、EUの関税引き上げに関するコスト増は9000万ドル〜1億ドル(※約110億)とのこと。

これを受けて、ハーレーダビッドソン(Harley-Davidson)は関税を避けるためEU向けの生産拠点をアメリカ国外のブラジル、タイ、オーストラリア、インドなどに移転させる考えです。EUはハーレーダビッドソン(Harley-Davidson)にとっては第2の市場であり、2017年だけでも4万台近くの車両を販売しているため、絶対に守りたい市場であることは明らかです。

ハーレーダビッドソン(Harley-Davidson)は、生産拠点を国外に移すことで現在のアメリカ国内の雇用に与える影響に関しては特に発表をしていませんが、7月24日に行われる第2四半期の決算発表の場において、EUの関税引き上げの影響に関する財務的影響、その影響を和らげるためのプランなどについて発表するとしています。

ハーレーダビッドソン(Harley-Davidson)のこの発表を受けて、トランプ大統領は26日に「ハーレーダビッドソン(Harley-Davidson)は関税の話が出る前にタイに生産拠点を移すとしていたが、彼らは今回の関税引き上げを生産拠点移転を合理化するために利用している。もし国外に生産拠点を移すのであれば、ハーレーダビッドソン(Harley-Davidson)がアメリカ国内向けにバイクを逆輸入する際には”高い関税”を課すことになるだろう。ハーレーダビッドソン(Harley-Davidson)がアメリカ国外で生産されるようなことがあってはならない。」とツイートしています。


(Source: Harley-Davidson)

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