★MotoGP2018オランダGP プレイベント・プレスカンファレンス翻訳

オランダGPのプレイベント・プレスカンファレンス翻訳です。今回はマルケスがすべてのサーキットで自信を持っているという事、ダニ・ペドロサの将来について結局はまだ進展がないということ、F1がアッセンに来たらどうか?カルの恥ずかしい過去などなど色々な話題が飛び出しました。

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スティーブン・デイ

「それでは第8戦となるMotoGP世界選手権のプレイベントプレスカンファレンスをお届けします。今回はSNSからの質問が復活し、後ほどエイミーから聞いてもらうこととなります。今日はチャンピオンシップリーダーのマルク・マルケスをセンター迎えており、彼は2010年より毎年表彰台を獲得しており、その中の4つは優勝です。その次にはチャンピオンシップ2位のバレンティーノ・ロッシ。アッセンでは表彰台を13回獲得、そのうち10は優勝です。そしてチャンピオンシップ4位のヨハン・ザルコはMoto2時代に表彰台を2度獲得し、2015年は優勝しています。カル・クラッチローはチャンピオンシップ6位、表彰台はMotoGPクラスで2013年に1度獲得し、ポールポジションも獲得しています。ホルへ・ロレンソはDucatiで現在2連勝。アッセンでは6度表彰台を獲得しており、そのうち3つは優勝です。ダニ・ペドロサはモントメロで5位、アッセンでは2002年のGP初勝利を含む8度の表彰台獲得をしています。」

 

スティーブン・デイ

「マルク、カタルーニャでは2位、アッセンには27ポイントのチャンピオンシップのリードを広げてやってきました。テストも行っていますが、テストの模様はいかがでしたか?アッセンは実際にどのようなサーキットなのでしょう?もちろんあなたにとってのオースティンやザクセンリンクとは異なるのでしょうが、8度の表彰台を獲得しているわけです。」

マルク・マルケス

「ええ。モントメロではアドバンテージを広げることが出来ましたから、結果的には良い週末となりました。そしてこれが最も重要なんです。月曜のテストでは良い方向性が見つかり、今回もそれが本当に良い方向性だったのかという確認が出来ればと思っています。それとは別にアッセンは好きなサーキットですし、特にセクター4、サーキットの後半部分は本当に楽しいですね。確かにオースティンやザクセンリンクほど素晴らしいサーキットではないかもしれませんが、毎年コンスタントに走行することが出来ていますし、良いリズムで走行出来ています。今年も同じような形で走行出来ることを願っています。そしてもちろん表彰台を狙っていきたいと思いますが、今週の天気は晴れるようですし、これで状況が色々と変わるでしょう。」

 

スティーブン・デイ

「もちろん自分のパフォーマンスにこそ集中しているのでしょうが、現時点ではライバル達もいて自分のパフォーマンスに集中するというのは難しい状況ではないでしょうか?シーズン序盤はアンドレア・ドヴィツィオーゾだったものが、毎週大きく変わっていきます。現時点で特定の誰かに集中しているということはあるのでしょうか?バレンティーノ・ロッシは2位ですし、ホルへ・ロレンソは良い走行をしていますが。」

マルク・マルケス

「現時点で誰かの名前を挙げるのは難しいですね。トップ5人から6人の選手には、まだチャンピオンシップ優勝の可能性が残されています。まだまだ多くのレースがあり多くのポイントを獲得することが出来ますし、これから色々なシチュエーションのレースがあるでしょう。ただヤマハのライダー達が2位から4位に固まっている状況です。現在バレンティーノは2位ですし、通常このトラックではヤマハは速いですからね。ただ、今年はホンダもかなり改善出来ていますし、Ducatiもそうです。ですから、チャンピオンシップ1位を守り、トップ争いを続けたいと思っています。」

 

スティーブン・デイ

「ありがとう。それではバレンティーノ、ここでは素晴らしい記録を残しており、今まで3位を3度獲得していますが、優勝や2位を獲得したいと思っていることでしょう。マルクが言ったようにこのトラックでヤマハは非常に良い方で機能していますが、テストの中でなにかしら優勝を目指して戦える何かを見つけることが出来たのでしょうか?」

バレンティーノ・ロッシ

「残念ながらNoです。あまりテストする内容はありませんでした。何かしら改善出来ることを願っていたんですが、そうはなりませんでした。色々と試してみたんですが、最終的により速く走ることは出来ませんでした。ただこのトラックは素晴らしいトラックで大好きですし、M1も通常はここで良い形で走行出来ます。それに天気予報も良いみたいですし、このトラックはMotoGPバイクで良い天候で走ると最高ですからね。表彰台を獲得している流れですので、同様に表彰台を獲得したいと思います。」

 

スティーブン・デイ

「どうやら来年はもう1つのヤマハチームが誕生しそうですが、あなたに、ヤマハにとってもう1つのヤマハチームが出来るというのは、どの程度重要なのでしょうか?またあなた自身はフランコ・モルビデッリがライダーの1人になると思いますか?」

バレンティーノ・ロッシ

正直なところ、サテライトチームが出来たからといって結果に違いはありません。ただヤマハにとっては4台のバイクがあるというのは良いことでしょうし、それに良いスポンサーがついた良いプロジェクトに思えます。そしてさらにライダーラインナップも良いですね。そしてその1人がフランコ・モルビデッリであるということなので、もし彼がヤマハを乗れるということであれば本当に嬉しいですね。過去2年間テック3でザルコがそうであるように、速いライダーが同じバイクに乗っているのはいいものですし、開発にも役立つでしょう。」

 

スティーブン・デイ

「ありがとう。それではヨハン・ザルコ、フランスでのポールポジション獲得以降厳しいレースとなっていますが、今までは週末に表彰台を狙う姿を見ることが出来ていました。これはなにか理由があるのでしょうか?」

ヨハン・ザルコ

「もちろん自分でもなんとかしたいと思っています。確かにル・マン以降、過去2戦は厳しいものでした。ホントに落ち込んでいてヒゲも剃っていないんです。(笑) ※会場(笑)今は本当にここにいることが嬉しいんです。昨年のレースは非常に面白いレースで、自分は雨が降ってきたのでピットインしたんですが、最終的には雨量が足りませんでした。ただ、今週は天気予報は悪くありませんので、いつもどおり良いスタートが出来るかもしれませんし、チームと共に冷静に改善を続けていければと思っています。その中でバイクに良いフィーリングを見つけて、レースに備えたいと思います。ファクトリーライダー達は金曜から日曜の間に何かしらの改善をしてきて、レースの中で違いを生み出すことが出来ています。自分も同様に何かを見つけることが出来て、日曜に良い形で作業が出来ればと思っています。」

 

スティーブン・デイ

「テストの中でフィーリングを取り戻す何かを見つけることが出来たのでしょうか?」

ヨハン・ザルコ

「現時点でテストで何かをする時というのは、バイクのより良いセットアップを見つけたり、快適に感じられるようにしてさらに速く走れるようにするというものです。バルセロナで苦戦したのは、良いスタートが出来た中でスロットルを閉じることになってしまい、その中で1周目に順位を大幅に落としてしまったことです。そしてこれでレースが非常に難しいものになってしまったんです。ただ翌日のテストではより落ち着いて走行したことで速いペースで走行することが出来ました。特にバイクに新しい内容はありませんが、自分とバイクに集中して作業が出来るというのは良いものです。」

 

スティーブン・デイ

「ありがとう。それではカル・クラッチロー、ル・マンとヘレスでは厳しいレースとなっていましたが、カタルーニャでは4位で再び自信を感じることが出来たのではないでしょうか?チャンピオンシップで良い位置にいますし、今後表彰台を獲得していけば、トップ3ということも可能なのではないでしょうか?」」

カル・クラッチロー

「過去2戦は表彰台を狙って結局獲得出来ていません。ただ今週末も狙いは同じでポジティブに考える必要があります。自分もホンダもこのところ素晴らしい形で作業が出来ています。マルクもこのところずっと表彰台を争っています。しっかりと優勝をしきることが重要なのかもしれませんが、ポイントの挽回も出来ています。今週末も再び優勝争いをしていきます。バルセロナでは多くの物事は試していませんが、ポジティブな内容でした。バイクに良いフィーリングを再び感じることが出来ました。感覚、ラップタイムとしては日曜よりも少し良いものでした。問題はレースの序盤かなと思っていますので、その部分に関して作業を進めたいと思います。ここでは過去良い走りが出来ていますから、このアッセンで良い走りをしたいと思います。ただアッセンの旧レイアウトを走ったことがないのは残念で、世界選手権を戦うようになったのは、改修から1年か2年後だったんです。ここでの走行はいつも最高ですしファンも最高ですね。」

 

スティーブン・デイ

「アッセンに関してはイギリス人としていかがですか?WSBK、ワールドスーパースポーツでもイギリス人ライダーが良い結果を残しています。イギリス人との相性は良いように思いますが?」

カル・クラッチロー

だいたい、いつも雨ですからね。イギリスと同じだよ。(※会場(笑))それかハーフ&ハーフ。スローダウンするか速く走るかの二択だからねぇ。確かになぜかイギリス人ライダーが速いようにも思えるけど、毎週ここに走りに来ているわけじゃないですから。最終セクターがなんと言うか。。やっぱりでかいタマがいるってことなんじゃないでしょうか(笑)いくつかのコーナーは高速でトリッキーでということもありますけど、ミスも出来ないんです。最終シケインで失敗したり、ターン1を失敗したらレース全体がダメになってしまいます。雨以外にイギリス人ライダーが速いことに関して説明はつかないんじゃないでしょうか。」

 

スティーブン・デイ

「ありがとう。それではホルへ・ロレンソ。素晴らしい2連勝がありましたが、ここでの記録を見ると難しい週末になりそうです。あなたとDucatiにとっては最高のサーキットとは言えないでしょう。難しい週末を予想していますか?」

ホルへ・ロレンソ

「ここでは良い天候の中レースするというのは最高ですから、まずは週末に良い天気だとしたらラッキーですね。過去5年、6年は確かになぜか良い記録がありません。MotoGPカテゴリー以前は好きなトラックだったんですけどね。2010年から昨年までは良い結果が得られていません。ただいつも言っているように、毎年それぞれ異なる1年ですからね。それに2勝して自信もあります。昨年のレースを昨日見ていたんですが、Ducatiの中でもバウティスタもそうですし、ペトルッチは最後までトップ争いをするなど日曜に良いレースをしていました。つまりDucatiもアッセンで機能するということで、今は自分達のバイクは良くなっています。オープンな気持ちで今週末に挑みたいと思います。」

 

スティーブン・デイ

「ムジェロの勝利は素晴らしいものだったと思いますが、その後モントメロでも勝利して最高の気分だったでしょう。この4週間はファンがあなたの名前を叫んでいて、良い気分だったと思いますが、実際どのようなものでしたか?」

ホルへ・ロレンソ

「確かにずっと苦戦して苦しんでいましたからね。競争力を発揮するのに必要なものを得るのにずいぶん苦労してきました。それが最後にようやく報われて、本当に最高に感動しました。ムジェロとモントメロでは十分に楽しみましたが、再び作業を開始する時です。」

 

スティーブン・デイ

「ホルへありがとう。それではダニ・ペドロサ。ホームでは5位でしたが、厳しいレースでトップ6を獲得してホッとしたと思います。今までのシーズンを振り返っていかがでしょう?2018年は今のところ厳しいシーズンになっていますよね。」

ダニ・ペドロサ

「確かに今年はあまり良いスタートではありません。前回のレースは今までに比べると大きく改善出来たと言えるでしょう。レースの後半では十分に競争力がない部分が見えてきました。これはこれから改善を進めていく上で非常に重要なことです。ですから月曜にこれに関して作業を行い改善が出来ました。ただ今回のレースで、こうした改善を行った部分が、今シーズンの残りに有効なベースとなるのかの確認をしたいと思います。」

 

スティーブン・デイ

「前回のレースでは色々なあなたの将来を巡る話がありました。あなたのファンは皆あなたの将来を知りたくてウズウズしているんですが、現役続行、ヤマハのチームなど何か新しいニュースはあるんでしょうか?」

ダニ・ペドロサ

皆が待っているのは知っています。ただ、前回から何も新しいニュースをお届けすることは出来ません。自分も何か言えるかとバルセロナで思っていたわけですけど、まだ物事の進行スピードが遅いんです。現時点では何がどうなるかわからないんです。遅かれ早かれ、何かしらお伝えすることになりますよ。」
 

スティーブン・デイ

「ダニありがとう。それでは私からは以上です。フロアからの質問をどうぞ。」

 

Q

「2勝したわけですが、クラウディオ・ドメニカーリ(※Ducati CEO)が、あなたのタイトル獲得の可能性を話していました。これは可能なのでしょうか?またご褒美に何が欲しいですか?」

ホルへ・ロレンソ

フェラーリとカリブ海の家とかでしょうか(笑)カリブの家だけでいいかもしれません。冗談はさておき、皆がタイトル争いをしたいと思っているわけです。ただ、まだ2勝しただけですから、落ち着いている必要があります。まだ色々なトラックで証明すべき事が沢山あります。落ち着いて今までのようにハードワークを続けようと思います。」

 

Q

「昨年と異なり、今年は非常に暑いですが、これで何か問題が発生するでしょうか?」

バレンティーノ・ロッシ

「そうは思いませんし、そうでないことを願っています。昨年はまさにアッセンという週末でした。金曜は晴れ、土曜は雨でセッションが中断などし、ほとんどの練習走行がドライ、ウェット半々の天候だった事もありました。今週末は皆と同様に良い週末になることを願っています。それに今週末が本当に暑くなるとは思いません。良い走りが出来ればと思っています。」

 

Q

「このトラックはヤマハが得意なサーキットで、Ducatiも昨年はペトルッチが良い走りをしていました。今週末はホンダがあらゆるトラックで速いのだということを証明出来ると思いますか?」

マルク・マルケス

「いいえ。既にチーム、バイク、自分自身に対して、あらゆるサーキットでスピードを発揮出来ると確信しています。ですから今週も優勝を狙ってスタートします。実際どうなるかは今週末にどうなるかでしょう。いつも木曜日に言っているように、実際に走り出してみないことには、その週末がどうなるかということはわからないんですよ。ただ既にヘレス、ル・マン、ムジェロ、モントメロなど異なるサーキット、異なるコンディションでスピードがあることは証明しています。ここでも競争力があるだろうと予想しています。」

 

Q

「F1がアッセンにやってくるという可能性が僅かにありますが、それに関してそう思いますか?サーキットにとって良いことなのか悪いことなのでしょうか?」

マルク・マルケス

「ここでF1を走らせたら速いでしょうね。高速コーナーが沢山ありますし、もしかしたら1周のタイムは1分くらいかもしれません。でも常にF1が新しいサーキットで開催される可能性があるというのは良いものです。でもそうなってくるとバンプがどうしても多くなってしまうと思いますが、それはそこまで問題ではありません。」

バレンティーノ・ロッシ

F1には来て欲しくないですね。F1はそれ専用のトラックがいくつもあります。歴史的に見てもアッセンはずっとモーターサイクル用のトラックです。確かにF1が走ったら面白いでしょうが、バンプが多くなりますし、歴史的な意味合いでもアッセンはMotoGPだけにしておいたほうが良いでしょう。

ホルへ・ロレンソ

バレが言ったように、F1には来て欲しくありません。まずはバンプの問題。そして恐らくトラックも大幅に改修する必要があるでしょう。F1カーがコースサイドがずっと芝生になっているトラックを走るというのは奇妙なものですしね。ただ何が起こるかはわかりません。ただ、マルク、バレが言っているように、バンプは酷くなりますから、そういった意味ではF1はここを走らないほうがいいでしょう。」

 

Q

「天候は確かに素晴らしく、いつもより暖かく乾いているように思えます。そしてミシュランはタイヤアロケーションをシーズン開幕前に決定しており、それは通常のアッセンの天候に合わせて用意されています。これは、タイヤはもしかしたら柔らかすぎるのでは?という懸念を抱かせるものでしょうか?」

マルク・マルケス

「既にアロケーションの確認はしていますが、問題ないと思います。フロントもソフトなものからしっかりとしたものまであります。おそらくあらゆるコンディションで機能するでしょう。限界で走っている時は常に最高のタイヤが欲しいものですが、恐らく今回のアロケーションはあらゆるバイク、あらゆるメーカーにとって良いものだと思います。ただ、いつもどおり朝は良くても、Moto2のレースが終わった後に難しさが出るかもしれません。どうなるかはわかりません。ただ、タイヤアロケーションに関しては賛成ですよ。」

バレンティーノ・ロッシ

「自分も問題だとは思いません。フロントは良いと思います。気温ごとに3つの異なるタイヤがあります。リアはもっと自由な状況です。昨年時点でもミディアムとハードのどちらを選ぶか悩ましく、今年はタイヤの左右のバランスを変えたものになっています。ですから、いつもどおり練習走行の中でタイヤに関して理解をしていくということが重要になってきます。ただより暑い状況になったとしても問題になるとは思いません。」

 

Q

「一緒にランチでトレーニングしているわけですから、フランコ・モルビデッリがいかに優れたライダーであるかはわかっていると思います。来年同じバイクで彼と戦うのは楽しみですか?」

バレンティーノ・ロッシ

「確かに彼とは長い時間を過ごしていますし、彼のポテンシャルも良くわかっています。彼はMotoGPでも速いだろうと思っていました。それに彼は既に良い走りを今のバイク、チームの難しい状況の中で披露していますよね。彼はヤマハのバイクでも速い走りが出来るでしょう。ただ、彼にはいつも言っているんですが、自分を負かすほど速くなって欲しくはありません(笑)

 

Q

「鈴鹿8耐に関してはなぜ参戦しないのでしょうか?」

ダニ・ペドロサ

いつか走ってみたいとは思います。鈴鹿8耐に出た選手達は、皆が素晴らしいイベントだと話しています。ただ自分はずっと世界選手権を走ってきていて、こちらに100%集中したいんです。鈴鹿8耐に出るとなるとテストで行き来がありますし、MotoGPの夏休み中にレースもあります。カレンダー上、一緒に行うというのは難しいんですよ。」

カル・クラッチロー

「自分は2008年に走ったことがあります。あれは確かに日本メーカーが集結する素晴らしいイベントです。毎年参加出来ないものかと考えてはいますが、今はあまりにも多くのレースとテストがある状況です。一番良いのはタカに聞くことでしょう。彼は今年参加するわけですが、今まさにそのスケジュールを組んでいます。それを聞けば、なぜMotoGPライダー達が鈴鹿8耐に出たがらないのがわかるでしょう。レースはしたいんですがスケジュールが過密過ぎるんです。今年は夏休みが既に1週間短くなっています。これで鈴鹿8耐に出るとなると、少なくとも2回か3回はテストに参加する必要があって、1つは今週、もう1つは来週です。そしてもう1度練習をしてレースです。本当に大変ですよ。出来ることならMotoGPライダー全員が参加という形が取れるといいですね。メーカーが鈴鹿8耐参加を契約事項に入れておくとかね。参加しない選手は2、3週間飛行機で飛び回る事が少なくなるんですから、参加しないことがアドバンテージになってしまいます。」

ホルへ・ロレンソ

「ダニとカルが言ったように、まずはスケジュールの問題です。どんどんレース数が増えていて、今では年間19戦です。確かにル・マン24時間、鈴鹿8耐などの種類のレースがあり、すべてのライダーが人生に1度は参加してみたいと思っているはずです。まぁこうしたレースは今はアロンソに頑張ってもらいましょう。」

 

スティーブン・デイ

「ありがとう。それではSNSからの質問をエイミーにお願いします。」

エイミー・ダーガン

「はい。ただ今週はSNSではなく、Motul スーパーファンの皆さんに直接聞いてもらいましょう。」

 

Q

「ドイツ出身です。ファンが今まであなたに触ろうとした中でもっとも過激だったことは?ファンがモーターホームに押し入ろうとしたことはあるんですか?」

ホルへ・ロレンソ

「そういうこともあります(笑)間違っていませんよ。ただ、あまりにもクレイジーなファンもいるので詳細にはお伝え出来ません(笑)秘密にしておきましょう。」

 

Q

「オランダからです。レーサーになる前に、誰かお気に入りの選手に会うために、どれほどクレイジーなことをしました?」

カル・クラッチロー

「そういうことはあまりないと思います。少し本当の話をすると、自分は一番最初に子供向けのアプリリア・スーパーチームというのに入ったんです。これはイギリス国内での小さなチャンピオンシップです。そして家から10分のコースに行って、当時はローカルヒーローのような気分だったんです。誰も俺には勝てないと思っていました。そしたらケーシー・ストーナーがいて、最初のレースで周回遅れにされたんです。本当にガックリきました。その後彼には挨拶に行ったんですが、当時、彼は自分よりも本当にいくつも上のレベルで走っていました。その後MotoGPクラスで一緒に走行出来たんですから最高ですよね。こんな恥はこの先かきたくないと思ったくらいなんです。あの抜かれ方は誰かには見られたくないですね。正直あまり話したくないんです(笑)」

 

Q

「アッセンから来ました。レースを始めたばかりの若きライダー達に送る言葉はなんでしょう?レースというのはやる価値があるものでしょうか?」

バレンティーノ・ロッシ

「もちろんですよ。もし試してみて自分にスピードがあることがわかる、もしくは楽しめるのであればやる価値があるでしょう。もちろん一生懸命努力する必要はありますが、若い時に多くを学ぶことが出来るでしょう。」

 

Q

「チェコから来ました。モーターサイクルレーシングにおいて最高のこと、最低のことはなんでしょうか?」

ダニ・ペドロサ

「最高なのはゴール(優勝)して、ファン、チーム、家族などいかに多くの人が喜んでくれ、自分を支えてくれているのかに気づく時でしょう。そしてレース後のクールダウンラップで多くのファンのサポートを感じることです。というのも、レースの翌日の月曜日にテストでもう一度トラックを走る時があるんですが、これはもう完全にお客さんがいないわけですから、もう完全に違うんです。これがやはり最高のことですね。そして表彰台を獲得することも最高です。最低のこととしては転倒して怪我をすることでしょう。」

 

Q

「スペインから来ました。TVキャラクターや映画の登場人物になれるとしたら、誰になりたいですか?」

マルク・マルケス

「映画とかTVのキャラクター?ちょっと考えさせてください。」

 

Q

「ドイツから来ました。既に昨年の天候について話がありました。それでも昨年はポールポジションを獲得していますよね。ウェット路面の場合、あなたのバイクやメンタリティーにどのような影響を与えるのか教えて下さい。」

ヨハン・ザルコ

「昨年の土曜日はバレンティーノも言っていたように、けしてドライにもウェットにもならず、複雑な状況でした。こういった時に自分は違いを生み出せましたが、理由はわかりません。これはウェットであまりプッシュしていなかったからかもしれません。その後レインタイヤでドライを走った時、やれるという感触がありました。そしてそのチャンスを利用したんです。雨が降っている時のタイヤというのは本当に凄いんです。ライダーであっても雨が降っている時は完全にバイクを信用することは出来ません。コーナーに進入して”ダメだ速すぎる”と感じるわけですが、それでもバイクは転倒しません。ですから、常に状況に適合してさらにプッシュしていくのは難しいものなんです。その後に乾いていくと、良い時もあれば良くない時もあります。(※おそらくレインタイヤのまま)ウェット路面というのは確実にドライ路面よりもテスト時間が短いわけですから、すばやく状況に適合することが必要で、同じ状況が繰り返されることはないんですよ。

エイミー・ダーガン

「それでは最後の質問ですね。」

マルク・マルケス

「子供の頃に1日に4回は見ていたのがあって、それはソロ・カサ(ホームアローン)なんです。知ってますか?いつもクリスマスシーズンに放送されていて、この子供みたいになりたいと思っていました(笑)」

 

スティーブン・デイ

「それでは皆さんありがとうございました。」

(Photo courtesy of michelin)

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