
昨年はタイヤ交換を挟んだレースとなったアルゼンチンGPですが、ロッシ選手にとってはカタールGPで進めていたフロントエンドの改善の進捗を確かめるレースでもあります。
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今週末のアルゼンチンGPでは、ヴァレンティーノ・ロッシと彼のチームが本当にM1のフロントエンドのブレイクスルーを遂げたのかがわかる。
ロッシは最新のミシュランタイヤに自信を持つことに苦戦している。ロッシはコーナーエントリーでタイヤが柔らかすぎるとウインターテストの間に感じていたが、カタールのレースでは見事な結果を出している。
ロッシは予選は10位スタートとなり、ウォームアップでは13位だった。しかしドクターはこうした困難に打ち勝ち、優勝したマーヴェリック・ビニャーレスから1.9秒遅れとなる3位を獲得している。
ヴァレンティーノ・ロッシ
「チャンピオンシップの簡単なスタートではありませんでした。テストの間は懸命に作業を行いましたが、開幕戦の週末に特にフロントに関していくつかの内容を修正しました。レースは良い形で進みました。表彰台が獲得出来て非常に嬉しいですね。これからアルゼンチンに向かいます。ここは自分が大好きなトラックで、ここでレースをするのは嬉しいです。昨年はかなりコンディションが悪かったので、今年は路面状態が良いことを願っています。良い形で作業を進めて、再び表彰台に登りたいですね。」
ロッシは2015年にマルケスが転倒した後のレースでテルマス・デ・リオ・オンドで優勝している。そして昨年はマルケスに次いで2位を獲得している。なお、このレースでは途中でタイヤ交換が義務付けられていた。
マッシモ・メレガリ
「ここでは強い走りが出来ます。とは言え、昨年同様にトラックコンディションとグリップレベルは少しチャレンジングになる可能性があります。ただ、チームはここ数年良い結果を残しています。金曜のセッションから開幕戦と同様に良い結果を求めて作業を進めます。」