★ヘイデン兄弟の末弟 ロジャー・ヘイデン 今季限りでの引退を表明

ヘイデン兄弟の末弟であるロジャー・ヘイデンが、今季限りでの現役引退を発表しました。これでスズキがヘイデン兄弟と共に歩んできた歴史が終わってしまうわけですが、最終戦まで素晴らしい戦いを見せて欲しいところ。

Sponsored Link

ヨシムラスズキファクトリーレーシングのロジャー・ヘイデンが今シーズン限りでの引退を表明。元AMAスーパースポーツチャンピオンは世界的に有名なヘイデン兄弟の末弟で、20年近くレースを続けてきた。スズキ、ヘイデンは共に引退後もこのスポーツに何らかの形で関わる可能性を示唆している。

ロジャー・ヘイデン

「簡単な決断ではありませんでした。かなり悩んできたんです。9歳の頃から毎週末はレースをしてきましたが、今が人生において新たな方向へ動き出す適切なタイミングだと感じたんです。妻との時間をもっと大切にしたいと思いますし、家族を持ちたいと思っているんです。ヨシムラとスズキはまるで自分にとっては家族のようなものですドン(サカクラ)とパット(アレクサンダー)はボスというよりは友人という関係です。人生、スポーツなど多くを話あってきましたし、このチームの一員であることを嬉しく思います。ヨシムラ、スズキと共に素晴らしい成功を収めてきましたし、チーム全体が常にハードに作業して、毎回素晴らしいバイクを用意してくれました。レースには何らかの形で関わっていきたいと思います。若いライダー達と一緒に作業をするのは楽しいですし、将来が楽しみです。」

ロジャーはトミー、ニッキー2人の兄の後に続いて、フラットトラック、ロードレースなどに参戦。トミー、ニッキーもスズキで走っていた時代があった。3人のレースでの成功によって、この3兄弟はモーターサイクルレースの世界において、最も良く知られる3兄弟になったと言える。全ての世代のファンが、ヘイデン兄弟と共に過ごしてきたのだ。彼ら3人のキャリアの兄弟としての最高点は、ニッキー、トミー、ロジャーが2002年のスプリングフィーリ度TT AMAグランドナショナルの表彰台を共に獲得した時だろう。AMAグランドナショナルチャンピオンシップの長い歴史において、3兄弟が表彰台を独占したのは史上初だった。

ロジャーはケンタッキー州のオーエンズボロで育ち、父と母、キャスリーンとジェニーの2人の姉妹もまたレースをした。ロジャーは6歳で初レスに参戦。1999年にはフラットトラック、ロードレースでの戦績によりプロに転向する。また1998年にはAMAホライゾンアワードを15歳で獲得している。

1999年、16歳の時にロジャーはロードレースのプロとしてキャリアを歩み始めた。ロードアトランだでAMA750スーパースポーツレースにおいて5位をルーキーとして獲得しその才能を見せ、それ以降は毎シーズン素晴らしい結果を発揮。彼は17歳でAMA750スーパーストックの表彰台を初めて獲得。彼のプロとしての最初の2年間はGSX-Rと共にあった。

2006年に彼はAMAスーパーバイク・ルーキーオブ・ザ・イヤーを獲得。2007年にAMAスーパースポーツチャンピオンシップで優勝。2011年にはスズキに復帰、National Guard Jordan Suzukiでスーパーバイククラスに参戦。2012年にAMA Pro スーパーバイクでJordan Suzukiにおいてマイアミスピードウェイで優勝、そしてその後は2014年からYoshimura Suzukiでレースを続けてきた。

MotoAmerica/ AMA スーパーバイクでの優勝数は7。2017年は常にタイトル争いを展開し、18戦で15回表彰台に上がり、3勝を記録した。ヘイデンはこの年にランキング2位とし、新型GSX-R1000のデビューシーズンで1-2獲得に貢献。また、2017年にはスーパーポールを7度獲得し、これはチャンピオンシップにおいて最多だった。また彼はMotoGP、Moto2にもワイルドカードで参戦、また2010年にはワールドスーパーバイクにも参戦している。

パット・アレクサンダー

「スズキレーシングファミリーの中にロジャーを迎えることが出来たのは大きな喜びでした。彼はキャリアを通じて、その素晴らしいハードワークで、スズキにとっての財産と言えるライダーです。将来的にも彼と仕事をしたいと思います。」

ドン・サカクラ

「Yoshimura Suzuki Factory Racing Teamは過去4年半シーズンを共に出来たことを嬉しく思います。ロジャーの献身的な作業とレースへの気持ちもあって、チームは進化を続けてきました。レーサーとして20シーズン戦ってきたというのは物凄いことです。またロジャーがいかに家族を大切にしているかということも尊敬しています。ヘイデンファミリーと共に過ごしてきた今までの時間は本当に素晴らしいものでした。ロジャーのこれからの人生が幸せに満ちたものであることを願っています。素晴らしい思い出をありがとう!」

ファンはこれから2018年シーズンのMotoAmericaでロジャーの姿を見ることが出来る。次のラウンドは8月10日〜12日にかけて開催されるソノマ・レースウェイ(カリフォルニア)でのレースだ。

(Source: suzuki-racing)

(Photo courtesy of suzuki-racing)

この記事が約に立ったら
「いいね!」お願いします!

Twitter で
Sponsored Link