ダヴィデ・ブリビオ

「ブルノでは来年に向けて情報を集めるための新しいシャーシ(カーボンファイバー強化フレーム)を投入したんです。アレックスがこれをテストしてすぐに使いたがったんです。ですから、今回彼はこのフレームを使用しています。このフレームは1つしかないんですが、アレックスのバイクがこれを使用しており、その他に電子制御、セッティングをテストしています。また新しいカウルも(ブルノで)使用しましたが、これはあまり効果を感じられなかったのでこのカウルは認証取得をしません。」

「ブルノでのレースは本当に残念でした。レースウィナーからは8秒しか離されていなかったんですが、その前に9人も別のライダーがいたんです。今はレースにおいて戦略がより求められていて、とにかく最速のタイムで走るよりタイヤをマネジメントすることが求められることがあります。ですからレースは少しトリッキーになっていて、その中から学んで行く必要があります。FP4の時点ではレースに向けて良いペースがあると思っていたんです。レースリーダーからは1秒しか離されていませんでしたから。オーストリアはスズキには厳しいトラックですね。とにかくベストの結果を得ることに集中する必要があります。そして次のレースに向かうということですね。」

(Photo courtesy of michelin)