★MotoGP2018オーストリアGP 予選プレスカンファレンス

スティーブン・デイ

「BMW Mアウォードに関しては、マルク・マルケスが67ポイントでリードしています。そしてアンドレア・ドヴィツィオーゾが2位になり140ポイント、そしてヨハン・ザルコが139ポイントで3位です。そしてホルへ・ロレンソが138ポイントで4位となっています。マルク、まずは素晴らしいポールポジションでした。最終コーナーではすごいスライドがありました。今回はドライ走行が少なく2台のDucatiを引き連れているわけですが非常にエキサイティングなレースになりそうですね。」

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マルク・マルケス

「FP1の最後にはバイクを変えたことで役に立ったわけですが、今週は序盤から良い走行が出来ていました。その後はトラックコンディションがハーフハーフの状態で状況の理解が難しい状況でした。FP4で再びドライコンディションで走行が出来ましたけど、その状況で良い感触をユーズドタイヤで感じました。予選、練習走行はドライの時間が限られていたので難しかったですね。このせいでブレーキングポイント、スピードもいろいろと変わってしまったんです。こういった状況でも数周続けて走行することが出来、良いセッションとなりました。明日はDucatiランドでの戦いとなりますね。」

 

スティーブン・デイ

「明日はドライになりそうですが、今回はすべてのタイヤを試している時間が十分になかったと思いますが、ウォームアップは非常に重要になりますか?」

マルク・マルケス

「ええ。ウォームアップではしっかりとタイヤを理解し、レースディスタンスを考えたタイヤチョイスが必要となります。ソフトとミディアムは良い感触を得ていますが、明日はハードを試すのに十分な暖かさになると思います。データを確認して自分達に最適なタイヤを選びたいですね。」

 

スティーブン・デイ

「マルクありがとう。それではアンドレア・ドヴィツィオーゾ、あと少しで2連続ポールという状況でしたが、マルクも話していたように、明日に向けて十分なドライでのトラックタイムがなかったことが問題になるでしょう。」

アンドレア・ドヴィツィオーゾ

「予選では1列目が目標でしたから、1位2位3位の違いはありません。自信を感じています。FP4では路面に水が多くゴムも載っていたこともあって妙な感触でした。正直あまり良い感触ではなかったので予選でのこのタイムは想定していませんでした。ただ最終的にラップタイムが出ましたが、タイヤチョイス、戦略など多くの疑問を抱えてレースに挑むことになります。優勝争い、表彰台争いが出来ると思います。ただ皆がそれぞれ異なりますからいろいろなことが起き得るでしょう。」

 

スティーブン・デイ

「ペースに関してはここのタイヤの摩耗が大きいことを考えると、序盤のペースは上がらないという展開のレースを予想していますか?」

アンドレア・ドヴィツィオーゾ

「他のライダーにも聞く必要があるでしょう。ショートトラックなので周回数が多く、それもあって長いレースになります。タイヤ、燃料などを気をつけている必要があります。それが通常の流れですけど、必ずしもそうなるとは限りません。」

 

スティーブン・デイ

「なるほど。ありがとう。それではホルへ・ロレンソ。今日はセクター3に苦戦したこともあってタイムが上がらなかったようですが、フロントタイヤは同じものを使用していたようですね。とは言えアタックが出来るサーキットでのフロンロー獲得は嬉しいでしょう。」

ホルへ・ロレンソ

「ええ。ここでは3人が接近することは予想していました。いつもそうしているように、新しいソフトタイヤを履いてタイムアタックをすることが可能だったかもしれません。ただ少しミスコミュニケーションがガレージ内であって、フロントにニュータイヤを履いていなかったんです。これがなければポールを争うことも出来たかもしれません。ただ重要なのは良いスタートをするためにフロントローを獲得して良いペースがあるということです。あと0.1秒ほど足りないという感じですが、まだ明日のレースまでにタイヤ、セッティング、ペース面など準備の時間はあります。ブルノのように最後まで戦えるでしょう。」

 

スティーブン・デイ

「最近は今までとは違う戦略でのレースが見られます。ブルノでもそうしたレースが見られましたが、今回もターン1での位置次第でレース戦略を考えるのですか?」

ホルへ・ロレンソ

「ブルノでの戦略も悪くはありませんでした。これはウォームアップでも考えてみる必要があります。ベストな戦略を選びたいと思います。」

 

Q

「F1でここでテストしましたが、それが今回のポール獲得などの役に立っていますか?」

マルク・マルケス

「それはないですね(笑)F1は素晴らしい経験でしたし、あそこまでのブレーキングの安定感でコーナーに進入したかったという思いはありますけど。最終コーナーでもF1のラインはもう少し外側なので、正直あまり助けになっていません(笑)」

 

Q

「FP1の後にバイクに変更を加えてフィーリングが良くなったと話していましたか?であれば何をしたのでしょうか?明日は温度が同じであればソフトを選択しますか?」

マルク・マルケス

「何をしたかは言えませんが、ブルノでテストした内容です。今まではそれまでのベースで作業をしていましたが、ブルノで機能したものを試したところ、ここでも機能をしたということです。これはポジティブですよね。明日は正直タイヤはまだわかりません。ソフトでも25周を24秒台中盤では走行出来るでしょう。そしてミディアムでも同じです。明日はハードリアを試してみようと思いますが、明日は太陽が出て気温も上昇するでしょうから難しいですね。フロントタイヤはそこまで天候が変わらなければミディアムで行きます。ハードではもう少し速く走れるかもしれませんがリスクが大きいです。今はリスクを取るべきタイミングではありませんからね。ミディアムのほうがタイムは少し遅いですが、安全です。」

 

Q

「FP4から予選までどうやって0.3秒を埋めたのか?またマルク、あなたはこの0.3秒を失ったとも言えるのでは?」

アンドレア・ドヴィツィオーゾ

「おそらくFP4ではグリップがなかったんです。雨のせいもあってその後ゴムが徐々に路面に乗っていったということです。それで予選では路面にゴムが載っていたということでしょう。」

マルク・マルケス

「FP4では良いペースで走行していて、序盤はプッシュしてそれ以降は流していました。そのほうがタイムは出しやすかったんです。ユーズドタイヤのほうが良いタイムが出たんです。ただ予選では新品タイヤでしたし、ドヴィは新品タイヤで非常に速かったということです。そしてロレンソも速かったんです。自分達も予想していたよりは速いタイムだったんです。ただDucati2名が速かったということです。」

 

Q

「明日はスタンダード、カーボン補強フレームのどちらを使用しますか?またそのメリットなども教えて下さい。」

アンドレア・ドヴィツィオーゾ

「オールドタイプです。自分は違いは小さいと感じます。ただこれは特に大きくスピードに影響があるわけではありません。」

ホルへ・ロレンソ

「フレームを交換したんです。ですから自分はドヴィが使っていたフレームを使用します。これは彼がブルノで使っていたものです。違いは確かに小さくフィーリングの問題ですね。」

 

Q

「昨日はセクター3で自信がないと語っていました。今日は何か変化がありましたか?またそうでなければ何が足りないのでしょうか?」

ホルへ・ロレンソ

「FP4では少し改善したんですが、まだ足りないんです。ただこれはバイクやセッティングの問題ではなくて、自分のライディングスタイルの問題でしょう。ですから映像を見て研究してみて、何が出来るを考えてみたいと思います。いずれにしてもウォームアップではブレーキングの改善を試してみますので、そこで数10分の1秒ほど改善出来ればと思います。」

 

Q

「昨年と同じ1列目ですが、結果に関して今年は少し変えていくことが出来ると思いますか?」

マルク・マルケス

「もちろんチャンスがあれば挑戦していきます。しかしチャンピオンシップの順位を忘れてはいけません。レースにおいてはスタートして状況を理解する必要があるでしょう。最終ラップは同時でないとしても非常に接近していると思います。もちろん昨年とは違う位置で最終コーナに進入したいですし、昨年は限界だと感じていたので異なるフィーリングで最終コーナーに進入したいですね。ただそうなるとは思っていません。ただドヴィは68ポイント離れていて、ロレンソは70ポイント以上離れているということを忘れてはいけません。ですからそこで5ポイント、9ポイント失うほうが、25ポイントを失う(※転倒するということ)よりも良いということを忘れてはいけませんね。」

 

Q

「ベン・スピースがあなたのセクター3での驚くべきコーナリングスピードについてTweetしていました。なぜこのパートが得意なんですか?」

マルク・マルケス

「それは左コーナーだからですよ(笑)昨年はここでドヴィに対してアドバンテージがあったんですが、今年はドヴィも改善してきていますよね(笑)FP1から彼はラインを変更して改善してきました。明日はホルへも改善するでしょうし、横並びになるでしょう。MotoGPですから皆が速いわけですけど、セクター3で自分が良いフィーリングなのでは左コーナーであるからです。」

 

スティーブン・デイ

「皆さんありがとうございました。」

(Photo courtesy of michelin)

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