日曜のレースの後にアプリリアとアプリリアのバイクに対する不満をぶちまけたスコット・レディングでしたが、流石に言葉が過ぎたようで、謝罪の言葉を発表しています。

スコット・レディング

「アプリリアレーシングチームとアプリリアに、日曜午後にインタビューで答えた内容は適切ではなかったと謝罪します。感情的になって心の内の言葉を話しました。25歳の若者らしく完全に怒り任せのコメントになってしまいました。もっと落ち着いて大人の対応をし、皆の手本となるべきでした。」

「チームと企業はMotoGPマシンを改善するためにベストを尽くしてくれています。今週はテストで使用出来るいくつかの素晴らしいアイテムがあります。このバイクはまだまだ競争力を上げることが出来ると信じています。チームとして働き、共に生活し、共に学びたいと心から思います。怒り任せの言葉に関して深く謝罪します。ここから学びたいと思います。」

スコット・レディングのオリジナルコメント

「ク◯みたいに最悪な週末でした。雨が降ってマシンの性能差が縮まった時に自分は速いんだという、自分のポテンシャルがわかりました。ずっとウェットセッションがなかったので、ずっとこういった結果を受け入れてきたんです。ただ、今週末は自分がまだまだトップ選手達と互角に走れるということがわかりました。ただドライになった途端に、またトップ争いから脱落ですよ。」

「ずっと全力で尽くしているのに、こんなレースなのは本当に残念ですし、少しも改善されないんです。ブルノでそうだったように転倒したもののチームメイトともバトルが出来ましたが、ここにきた途端に彼と同じような走行すら出来なかったんです。この状況を受け入れようとしてきましたけど、現状はまさに災難ですよ。」

「この状態でシルバーストーン(※ホームレース)に向かって皆の前でニコニコして良いパフォーマンスをしますと言わなきゃならない。でもそんな事は出来ないんだから嘘っぱちですよ。ク◯を光らせることなんて出来ないんですよ。キツイ言い方なのはわかってますし言うべきではないでしょう。でも実際そうなんです。皆が努力はしていますが、まるで冗談ですよ。このレベルのチームで起きてはいけないような事が起きているんです。そして自分はそれを受け入れている。」

「昨晩もいくつもセンサーに問題があるのがわかり、サスペンションが拾っている信号も全く違うもので。。じゃあ何を拾っているんだって話ですよ。MotoGPのファクトリーチームですよ。それなのに一体何が起きているっていうんでしょうか。今週末はずっと電子制御に問題があって全く機能させることが出来ませんでした。それでどうやって結果を出す望みを持てと言うんですか?こうした事が今本当に辛いんです。」

(Photo courtesy of michelin)