★MotoGP2018オーストリアGP トップ3人のタイム比較から言えること

オーストリアGPで優勝したホルへ・ロレンソ、2位のマルク・マルケス、3位のアンドレア・ドヴィツィオーゾのタイムを比較してみると何が言えるのでしょうか?

決勝プレスカンファレンスでアンドレア・ドヴィツィオーゾが「7周、8周の時点で、マルクは自分達よりもスピードがあるわけではないことがわかった」と語っているとおり、7周目まではロレンソとドヴィツィオーゾよりも速い1’24.2、1’24.3付近のタイムで走っていたマルクですが、9周目からは1’24.5にまでタイムが落ちています。

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10周目以降はロレンソ、ドヴィツィオーゾのほうが1周あたり0.2秒〜0.3秒速い周もあったことで追いつかれ、最終的にロレンソに抜かれています。しかしロレンソも語っていた通り、ロレンソに抜かれたもののマルケスは最後までロレンソに食らいつく走りを見せ、20周目以降は多くの周でロレンソよりも速いタイムで周回を重ねています。

一方のドヴィツィオーゾは「ロレンソを抜こうとする中でタイヤを摩耗させてしまった」と語っているように、18周目以降から、ロレンソ、マルケスと同等のペースでの走行が出来ていません。バトルを繰り広げている選手達よりも、後方で一人で走っている選手のほうが良いタイムで走行出来ることが一般的ですが、それでもロレンソ、マルケスに追いつけなかったという事は、ドヴィツィオーゾのタイヤの摩耗具合は相当なものであった事が伺えます。

ロレンソは「後半に追い上げて勝利する」という新しい戦略で優勝を重ねていますが、言葉だけで考えると後半にさらにタイムを縮めているように思えますが、今回のオーストリアGPではマルケスが序盤に飛ばしていたこともあって、実際のタイムは後半に向かうに従ってかなり落ちていたのだという事も、グラフ化して見るとわかりやすいと言えるでしょう。

次回のレースは8月26日のイギリスGPです。シルバーストーンは路面が新しくなっていることもあって、タイヤへかかる負担は大きいでしょうから、またしてもタイヤ選択、レース戦略が重要な戦いになるでしょう。

(Photo courtesy of michelin)

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