多くの選手がストレートエンドでのブレーキングでのアクアプレーニングで転倒する中、転倒せずに事なきを得たホルへ・ロレンソ。この路面は水が引かない、明日レースが開催出来たらラッキーだと語ります。

ホルへ・ロレンソ

「ピットを出た段階では通常のウェット路面に思えました。フィーリングも普通、グリップも普通でしたしね。ただ、4速、5速で走行していると、かなり遠くに雨がかなり路面から跳ね返って霧のようになっていたんです。そして路面もものすごくウェットに見えました。ですから早めにスロットルを閉じてブレーキングを開始しました。すると行く先にさらに激しい雨が降っているのがわかり、シフトダウンを開始し、ブレーキングを弱めました。」

「しかしフロントが切れ込んでコーナーを曲がることが出来なかったので、グラベルに突っ込みました。ウォールにぶつからなかったのはラッキーでした。そこで数名のライダー達が転倒しているのが見えたんです。日曜は激しい雨が予想されていますが、この路面では水が引かないようですね。何が出来るかですが、今さら何かが出来るとも思えません。出来る限り良いコンディションでレースが出来るとしたらラッキーでしょうね。」

(Photo courtesy of michelin)