どうしてもミサノで勝利したかったというドヴィツィオーゾが優勝。今回はタイヤ選択、そしてレース戦略の面など、レース前に自ら語っていたように「完璧」なレースが出来たということでしょう。以前はレース前に戦略は立てず走りながら状況を読んでいくと語っていたドヴィツィオーゾですが、今回は綿密に戦略を練って挑んだようです。

アンドレア・ドヴィツィオーゾ

「ミサノではDucatiも自分も苦戦が続いていたので、どうしても優勝したかったんです。8月のテストでは大きく前進しレースで競争力を発揮出来ると気が付きました。週末の中で非常に難しい状況の中で良い作業が出来ましたが、ロレンソとマルケスが速く、今日勝利するには完璧なレースをする必要がありました。そしてしっかりと集中しレース戦略を頭に入れてレースをスタートしました。先頭に立った後は少しアドバンテージを作ることが出来、フィニッシュラインまでこのリードを維持することが出来ました。本当に嬉しいです。ここミサノでの勝利はDucati、そして自分にとって非常に重要なことですので嬉しいですね。昨年にはこんなことは全く不可能に思えました。本当に満足しています。」

(Source: Ducati)

(Photo courtesy of michelin)