★今シーズンの世界耐久選手権(EWC)から採用される新たなルール

今シーズンの世界耐久選手権は、ピットレーンでヘルメットの着用が義務化され、安全を確保するために給油方法が改られた。
Eurosport Events(※プロモーター)とFIM はテクニカル、スポーツレギュレーションを新たにしている。

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予選タイム

予選に参加するためには最速のライダーのタイムから109%のタイムであること。2019-2020シーズンは108%、2020-2021シーズンは107%であることが既に決定されている。Eurosport Eventsは2015年よりプロモーターを務めているが、選手権をより競争力の高いものにするため努力している。2015年には115%だったものが、2020年には107%になる。

スターティンググリッド

ライダーの予選パフォーマンスによって最終的なグリッドが決定される。予選終了から決勝の間にライダー変更があったとしても、グリッド位置は維持される。

エクストラポイント

8時間経過後、16時間経過後のトップ10チームに与えられるボーナスポイント(12時間レース/24時間レースの場合)に加え、スターティンググリッドトップ5チームのトップチームに5ポイント、以下5位までには1ポイントが与えられる。これはレースの結果には関係ない。

エクストラタイヤ

各レースにおけるタイヤアロケーションが変更となった。予選とレースで使用されるタイヤはステッカーによって識別される。フォーミュラーEWCクラスでは41枚のレースステッカー、6枚の予選ステッカーが24時間レースで使用可能(昨シーズンは45枚)、23枚/6枚が12時間レースで(昨シーズンは27枚)、16枚/6枚(ライダーが2名の場合は16枚/4枚)が8時間レースで使用可能。(昨シーズンは20枚)スーパーストッククラスでは23枚/6枚が24時間レースで(昨シーズンは27枚)、14枚/6枚が12時間レースで(昨シーズンは18枚)、9枚/6枚が8時間レースで(昨シーズンは13枚)使用可能。

ポール・リカール・サーキットはレイアウトが変更され再舗装が行われた。タイヤに関するルール変更はル・マン24時間レースから採用されるため、今回の第82回ボルドール24時間耐久レースでは、チームは何本でも望むだけタイヤを使用出来る。

ピットストップ

アームバンドを装着した4名のみがタイヤ交換作業、スペアパーツ、ツール類をピットレーンで扱う行うことが出来る。ライダーがピットレーンボックスで停止した際、アームバンドを明確に見える形で装着している4名のみがバイクに関する作業を行うことが出来る。この4名はそれ以外のクルーの助けを得る事は出来ない。

鈴鹿8耐へ向けたテストルール

2019年の鈴鹿8耐に向けてテストルールが設けられる。これはコスト削減と協議のレベルを向上させるためだ。これはEurosport Eventsの要請、FIM、モビリティランドの認証を受け、イベントのレギュレーションが改正されている。

鈴鹿8耐における勝利の重要性が高いため、ファクトリー、ファクトリーサポートを受けるチームは7月の過密スケジュールの中、プライベートテストに多くの費用を投入している。テストの回数が少ないことがチーム、この伝説的なレースに出場したいと願う、他のFIM世界選手権で戦うライダーにとってコスト面で大きな制約となっている。

2019年の鈴鹿8耐より、モビリティランドは2つのオフィシャルテストを行う。1回目のテストは7月上旬に3日間開催され、これはMotoGP、WSBと日程が重ならないように行われる。2回目のテストは鈴鹿8耐が開催される週に開催される2日間で、レースに参加するすべてのチームのために行われる。

2つのオフィシャルテストの間にファクトリーサポートを受けていないチーム、FIM EWC、MotoGP、WSBに参戦していないライダーは鈴鹿でのテストが可能。セーフティー面の理由から、モビリティランドはファクトリーと繋がりの無いチーム、ファクトリー契約の無いライダーを助けることとなる。

このルールは鈴鹿8耐に新たに追加されるもの。新たなルール追加に関して既存ルールとの衝突がある場合、FIM国際審判員とレースディレクションが競技参加者にペナルティーを課すことになる。このペナルティーはレース参加権の剥奪という可能性もある。

2019年の鈴鹿8耐で採用される新たなルールのフレームワークは、チームのコスト削減という目的以外に、FIM EWCチームと2019年に鈴鹿8耐にのみ参加する日本チームとの公平性を確保するために採用される。

(Source: EWC)

(Photo courtesy of EWC)

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