今年、タイで初めてのMotoGPマシン、初めてのYZR-M1を操縦したハフィズ・シャーリン。他の選手に比べて熱帯気候に慣れているというアドバンテージはあるでしょう。今年低迷しているヤマハのマシンでチームと共に悪戦苦闘することは、来年全く初めてとなるKTMを操縦するにあたり、必ずやプラスになるはずです。

ハフィズ・シャーリン

「タイに関しては素晴らしい思い出があります。というのも今年初めにMotoGPバイクを理解するためにチャーン・インターナショナル・サーキットで走行したんです。ここで初めてM1を操縦することが出来たわけです。良いテストが出来ましたし、トップから僅か2秒でテストを終えました。このトラックが今週末に自分にさらなる力を与えてくれる事を願っています。それにこれはバレンシアの最終戦までのアジアの連戦の初戦となるわけですから。」

「過去2戦、3戦は苦戦しました。ヤマハと共に苦しい状況にいることは間違いありません。ヤマハが何か良い方向に作業を進めて、良い結果を得るために戦えるチャンスを与えてくれることを願っています。良い走りがしたいと思いますし、ポイントを獲得出来る位置で走行したいと思います。まだ自分を信じていますし、チームもものすごくハードに作業をしてくれています。作業を続けて、けして諦めずにいたいですね。」

(Source: Tech3)

(Photo courtesy of michelin)