パニガーレV4のレースバージョンとして登場が期待されているパニガーレV4RがBSBのブランズハッチラウンドにおいて、DucatiのMotoGPテストライダーであるミケーレ・ピッロの操縦で公開されました。

パニガーレV4RはWSBのレギュレーションに合わせて開発されているもので、排気量は1,000ccのV4エンジンとなります。エンジンは当然デスモドローミック機構を搭載、逆回転クランクシャフトで、点火タイミングはビッグバンとなります。

最高出力は210馬力超えが予想されており、見たところ、そして映像から確認出来る音からして乾式クラッチを装備、フェアリングはサイドに大きめの排熱ダクトが設けられています。またアプリリアのRSV4 RF同様にウイングレットを装備する可能性があります。

公開されたパニガーレV4Rはシート下に巨大な燃料タンクがあり、ライトの部分は完全にエアダクトになっているようです。なおこのパニガーレV4Rのレースでのデビューは来年とされています。

(Source: Bennetts British Superbike Championship)

(Photo courtesy of Bennetts British Superbike Championship)