今週末はDucatiが得意としているセパンですが、マルケスは今年はホンダとDucatiがそれぞれ苦手としてきたトラックで良いレースをしていることから、何がおこるかわからないと語ります。FP1からベストを尽くし、その中で状況を見ながら現実的な順位を考えていくというアプローチは変わらないようです。

マルク・マルケス

「タイトル獲得を決めた後に大きな転倒があるというのが続いていますが、来年も同じでも問題はありません。タイトルを獲得しているのですから(笑)冗談はさておき、フィリップアイランドは良いペースで走行出来ていたので残念です。でもこうして2人とも無事だったのは良かったと思います。MotoGPではスリップストリームに入っていて強い風に吹かれるとバイクが振られることがあるんです。確かに自分も風に吹かれて左に振られたのは事実ですし、通常はインサイドからオーバーテイクをかけるものですから、彼があそこにいるとは思いませんでした。いずれにしてもレースインシデントですから、今はマレーシアに集中しています。」

「フィリップアイランドでは練習走行では苦戦しましたが、最終的にレースは位置で走行出来ました。ここではプレシーズンは良い結果でしたけど、今はプレシーズンのことは忘れて集中していきます。通常はDucatiがここで非常にスピードがあるわけですが、何が起こるかはわかりません。ここはベストと言えるサーキットではありませんが、もてぎに関してもベストと言えるサーキットではありませんでしたが優勝争いが出来ました。ここでもFP1から出来る限りの形でレースをスタートして、表彰台を狙えるか、トップ5か、優勝を狙えるのかを見ていきたいと思います。」

(Photo courtesy of michelin)