最終戦バレンシアを迎える前に表彰台を獲得したザルコ。バレンシアでも表彰台を獲得して最高の形でKTMファクトリーという新たなチャレンジに向かうことが出来るでしょうか?

ヨハン・ザルコ

「ポールからスタートするのは素晴らしい形の1コーナーアプローチに役立ちます。今日はバレンティーノに追いつけるかもと思っていたんですが、彼のほうが少し速かったです。ただ彼について走るだけで後続をかなり引き離すことが出来たので良かったですね。コーナー14でミスをしてマルケスに抜かれました。彼がすぐにバレ追いつくかと思っていたんですけど、そうはなりませんでした。自分もついていって表彰台を獲得することが出来ました。」

リンスとの差は十分にあったので2位でレースを終えることが出来ると思っていたんです。でも、残り4周でペースを維持することが出来なくなってしまいました。彼に抜かれた後にバトルがしたかったんですけど、リアグリップが全くない状況だったんです。ですからその中で16ポイント、表彰台を獲得出来たことが素晴らしい結果だったと思います。」

「16ポイントを獲得出来たのはチャンピオンシップにおいて大きなボーナスポイントでした。これで再び独立チーム1位に返り咲くことが出来ましたので嬉しいです。バレンシアまでしっかりと集中していきたいですね。バレンシアで表彰台を獲得することが出来たら素晴らしいと思います。独立チーム1位を獲得出来たら、今年のメインターゲットを達成したことになりますから。」

「昨年と同様のレース展開になれば、最終ラップでもう少し良い形でレースをコントロール出来るでしょう。バレンシアはヤマハにとっては得意なサーキットですから、快適に走行出来るチャンスだと思います。ただどうなるかは実際に走ってみないとわかりません。バレンシアはテック3、そしてヤマハでの最後のレースとなります。テック3は将来的には近いチームのままですが、最後に表彰台を獲得出来れば最高の形でのお別れになるでしょうし、次のチャレンジに挑む前に素晴らしい形となるでしょう。

(Source: Tech3)

(Photo courtesy of michelin)