ティト・ラバトはイギリスGPのFP4で右足を3箇所骨折。この事故から73日後となる11月8日にバイクでの練習を再会。彼は200馬力以上の出力を誇るDucatiパニガーレV4でテストを続けています。

しかしティト・ラバトは彼のベストコンディションからはまだ遠い状態であると感じており、そうしたこともあって今週末のバレンシアGPには参戦しません。彼はMotoGPへの復帰をバレンシアGPの後に行われるバレンシアテスト(11月20日、21日)まで延期する決断をしました。なお彼が来シーズンに使用するのはGP18となります。

ティト・ラバト

「怪我から2ヶ月近くずっと回復を優先してきました。足の状態はどんどん良くなっていて、いくつかのサーキットでパニガーレでテストが出来るまでになりました。バイクに乗る限りは足に問題はないんですが、100%の体調であるわけではないので、バレンシアGPで復帰するというのは、自分にとっても周囲のライダーにとってに危険であると感じています。これが最善の決断だと信じています。ただ、間違いなく火曜のテストにはGP18で復帰するつもりです。その中でどう感じるか、また来シーズンに完璧な状態でシーズン開幕を迎えることが出来るようにしたいと思います。それこそがもっとも重要なことなんです。」

(Source: esponsorama)

(Photo courtesy of esponsorama)