タイヤへの攻撃性が低かった2017年型から一転して、2018年型のRS-GPはタイヤへの攻撃性が増し、ブレーキングではフロントの感触が得られず、スロットルを閉じると激しいアンダーステア傾向ということで、シーズン中に何度もアレイシ・エスパルガロは2017年型を使用したいと語っていました。

2019年は参戦から5年目となるアプリリアは、現在参戦中6メーカーの中で唯一MotoGP表彰台獲得のないメーカーです。もはや言い訳は出来ない2019年シーズン。どれほどの戦闘力を発揮出来るでしょうか?

アレイシ・エスパルガロ

「良い形でテストはスタートしました。技術面の進歩に加えて新しいクルーチーフ、新しいエレクトロニクスエンジニアがいます。こういった点もあって最初の感触は素晴らしいものです。今日の新しいエンジンもポジティブですし、特にパワーマネジメントの部分で改善が見られます。」

「これはタイヤが摩耗してきた時に効果を発揮してくれます。最終ラップというのは常に重要な役割を果たしますが、こういった局面で役に立つということです。いずれにしても、しっかりと時間をかけて物事の判断を進めていきたいと思います。」

(↓同じくテスト参加中のアンドレア・イアンノーネ)

(※イアンノーネはスズキとのファクトリー契約が残っているので、バイクに関してコメントは出来ません。)
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(Source: Aprilia)

(Photo courtesy of michelin)