マルク・マルケスとホルへ・ロレンソはレプソルホンダチームのレジェンドライダーであるミック・ドゥーハン、アレックス・クリビーレなどと共に25周年を迎えたレプソルホンダチームのチームプレゼンテーションに参加。レプソルの本拠地であるマドリッドにおいて、彼らは2019年のタイトル争いをする今年のマシンを披露しました。

過去9回のチャンピオンシップにおいて8度タイトルを最高峰クラスで獲得しているマルク・マルケスとホルへ・ロレンソは、レプソルホンダの25周年を祝うにおいて完璧なチームだと言えるでしょう。1995年から続くレプソルの素晴らしい記憶を伝えるため、ミック・ドゥーハン、アレックス・クリビーレもこのプレゼンテーションに参加しています。

ライダー達に加えてHRCのディレクターである桒田氏、レプソルのAntonio Brufauが参加。2019年のプランを述べました。ドルナのCEOであるカルメロ・エスペレーターとレプソルの広報ディレクターで役員であるBegoña Elicesもプレゼンテーションに参加しました

ドゥーハンやクリビーレが操ったNSR500からRC213Vまで、HRCのマシンは過去最高峰クラスで168勝しており、14のワールドタイトル、427表彰台、182回のファステストラップ、177のポールポジションを獲得しています。レプソルホンダチームは、グランプリレーシングの世界において最も象徴的なチームであるだけでなく、最も成功を収めてきたチームでもあります。またレプソルホンダチームは、ミック・ドゥーハンが4年連続タイトルを獲得、アレックス・クリビーレがスペイン人初の500ccワールドチャンピオンに輝き、最年少のMotoGPチャンピオンのマルク・マルケスを生み出しています。そして今年25周年を迎えるにあたり、チームはさらなる成功を狙っています。

マルク・マルケスは2月6日から8日にかけて2019年初のテストであるセパンテストに参加、この場でマルク・マルケスは2019年のカラーリングに身を包んだRC213Vを走らせます。ホルへ・ロレンソは今後怪我からの回復を最優先し、2月23日から25日にかけて開催されるカタールテストに万全の体調で挑もうとしています。そして2019年のMotoGPはあふれる光の中でカタールにおいて3月7日から開催されます。

HRC 桑田 哲宏

「レプソルとホンダは25年間共に仕事をしてきました。そうして私達の顧客に向けて、ファン、ライダー達のために素晴らしい結果を生み出すべく努力してきました。この長き歴史の中で、当初の決意を忘れず、製品の改善を続け、ハードルを常に上げてきました。そして年々目標に近づき、コンスタントに優れた製品を生み出すという夢を追っているのです。」

「今日はこの場であらゆる面でベストと言えるライダー2人共にプレゼンテーションに参加することが出来、嬉しく思っています。レプソルホンダチームは常に最高の結果を求めています。ライダー達に我々が用意出来る最高の環境を提供するのは我々の義務です。そしてこうした目標を達成するために、レプソルとホンダ以上に素晴らしい組み合わせのチームはないと確信しています。」

レプソルCEO Antonio Brufau

「25周年を迎えたレプソルとホンダの関係性だけでなく、レプソルがモータースポーツのサポートを開始して50周年を祝うことが出来るのは大いなる名誉です。最高のライダー達が常にこのチームで戦ってきました。そして今年もまた同様です。今年のライダー達は2人だけで12のタイトルを保有しています。そして今日ここには、モーターサイクルワールドチャンピオンシップにおいて基準を作ったといえるミック・ドゥーハンとアレックス・クリビーレもいます。」

「マルク・マルケスとホルへ・ロレンソは間違いなく最高のライダーです。そして我々には最高のマシンがあり、この2つの組み合わせは、過去証明しているように、成功のための必要材料と言えます。レプソルとホンダの関係は、MotoGPの中でも最も長く、最も成功を収めている組み合わせです。この関係性はリーダーシップ、テクノロジー、革新、チームワーク、献身、努力という価値観を共有しているのです。」

(Source: HRC)

(Photo courtesy of HRC)