Pata Yamaha WorldSBKチームとGRT Yamahaはフィリプアイランドで行われたオフィシャルテストを終了。今週末から開幕となるWSBK2019年シーズンに向けて準備を進めています。2チームと共にヘレス、ポルティマオに続いてしっかりとした内容でテストを完了しています。ヤマハ勢で最速となったのは1’30.760を記録したマルコ・メランドリで2日目に5番手タイムを記録。ファン・デル・マークは7番手、コルテセが8番手、ロウズは9番手となりました。

2日目9番手 アレックス・ロウズ
「フィリプアイランドでのテストの後に開幕戦を迎えるにあたり気分はいいですね。ここでは1周のタイムは簡単に出るのですが、レースでは後半がクリティカルです。ですから今日はタイヤの耐久性に関して、リアタイヤをあまりハードに使用しないで走るなどテストし良い結果が得られました。2日目はターン1で妙な形で転倒してしまいました。怪我などなくて良かったですけど、プレシーズンのテストは上手くいったと思います。まだ改善できる点はありますが、今週末のレースに向けて良いポジションだと思います。2日目のラップタイムが良い兆候ではあります。この先はとにかく作業を続けることです。特にタイヤに関して重要になるでしょう。」


2日目7番手 マイケル・ファン・デル・マルク
「バイクに多くのセッティングを施して2日目にかなり前進することが出来ました。このトラックにおいてはリアタイヤを温存することが課題となりますので、タイヤをセーブすることが大きなチャレンジとなります。しかし電子制御がコンスタントさを発揮するということに関して役立ってくれるでしょう。週末にむけてしっかりと準備は出来ています。テストはテストでレースとは異なります。2019年の開幕戦が待ちきれません。」


2日目5番手 マルコ・メランドリ
「プレシーズンは非常に良い形でした。ようやくバイクのセットアップが見つかったと思います。後は週末にスピードを発揮できるようにパズルのピースを合わせていく作業が必要です。レースペースを発揮できるようにチューニングが必要です。簡単ではないでしょうが、チームと共に進化を続けています。新しいシーズンの最初のレースウィークが楽しみです。」

2日目8番手 サンドロ・コルテセ
「冬期テストの後に開幕戦が待ちきれません。開幕戦であるだけでなく、自分にとっては初のWSBKのレースとなりますので特別なレースです。楽しみですが不安でもあります。テストの中で可能な限りの準備を進めました。新しいシーズンスタートに向けて準備は出来ていますし、今週がどうなるか楽しみです。」

(Source: yamaha-racing)

(Photo courtesy of michelin)