レースシミュレーションをしっかりとこなして、エンジニアへのフィードバックデータをしっかり確保したアレイシ・エスパルガロ。バレンシア、そしてヘレスのテストでは2018年型に乗っていたわけですから、2019年型のRS-GPのテストはセパン、そしてカタールでしか行っていません。開幕までにどこまでバイクが改善されるのでしょうか。

3日目19番手 アレイシ・エスパルガロ

「今日はレースペース、電子制御のセッティング、タイヤの消費に関して作業を行っており、レースに向けた実践的なテストをしていました。高速ラップタイムは記録出来ていませんが、それ自体はそもそも目標としていません。今日は22周走行してみましたが、思ったほど良い走行ではありませんでした。こういうデータを元にエンジニアがバイクを改善していくので、非常に重要なんですよ。」

「バイクに改善が必要な部分に関して今自分が出来ることはありませんが、エンジニアのために多くのデータを取得することが出来ました。結局ポイントが貰えるのはいかに1周速かったからではなくて、22周のレースの結果なんです。この先2週間でバイクを改善出来ることを願っています。RS-GPは昨年よりは確実に良くなっているものの、全てのレースでトップ10を狙えるバイクではありませんから。」

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(Source: Aprilia)

(Photo courtesy of michelin)