Pata Yamaha WorldSBKチームにとってはフィリップアイランドはタイヤの消耗との戦いとなりました。ペースの面ではKRTについていける展開もありましたが、最終的にはレース1、レース2共にKRTに離されるレースとなりました。

マイケル・ファン・デル・マーク

「レース2は最高のスタートでペースも悪くありませんでしたが、タイヤを消耗しすぎているかと心配していました。カワサキの2台についていきたかったのでスローダウンしたくなかったんです。マルコに抜かれた後に彼についていく中で、タイヤをプッシュしすぎている感覚がありました。自分のリズムでレースをしようと決めましたが、望んだようなペースではありませんでした。レース終盤はカワサキのペースが落ち、マルコのペースも落ちました。それで最終ラップに彼を抜くことができたんです。今週末はタイヤの耐久性に本当に苦戦しましたから4位は十分な結果でしょう。問題はありましたけど、フィリップアイランドでしっかりとポイントを獲得することが出来ました。」

サム・ロウズ

「ユージンの後ろでスタート時にかなりのタイムをロスしました。Ducatiはストレートが本当に速くて抜き方が少し強引になってしまいました。スプリントレースのようにタイヤをオーバーヒートサせないように気を使い、落ち着いて最後までしっかりと走ることを意識していました。ペースではカワサキと表彰台争いが出来ると思っていたんですが、2周目ですでに3秒遅れている状況では厳しいですね。5位という結果ですが、次のタイでしっかりと挽回出来るかでしょう。」

(Source: yamaha-racing)

(Photo courtesy of yamaha-racing)