最終日は転倒もあって精細を欠いたザルコ。彼自身の強みでもあるスムーズなライディング、高いコーナリングスピードの維持という部分を発揮出来ていないようです。ヤマハとは大きく異なる性格のバイクと言われるKTMだけに、ロレンソのDucati初年度程度には苦戦が予想されます。

テスト3日目22番手 ヨハン・ザルコ

「結果的には悲しいですね。ミディアムタイヤは気温が下がってきた中で良いパフォーマンスを発揮出来ず転倒してしまいました。自分の走りに関しても改善することが出来ませんでした。バイクを理解するためにさらに経験を積むことが出来たとは思います。今の限界を理解することが出来て、方向性を変えてまた別の限界に向けて進んでいくことになります。」

「コンスタントさはあると思うんですが、ペースは正直行って悪いですね。レースではどこまで上に行けるかですね。苦戦しているのはコーナーエントリーです。高いコーナリングスピードで曲がれないことが現時点の弱点だと思います。」
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(Source: KTM)

(Photo courtesy of michelin)