体調が心配されたマルケスでしたが、レースペースが遅かったことで大きな影響はなかった様子。昨年より増したストレートスピードによってDucatiとの差は縮まったかに思えましたが、今年のほうが昨年より優勝のチャンスはなかったとのこと。

カタールGP2位 マルク・マルケス

「素晴らしいレースだったと思います。今週はフロントタイヤに問題があって、ハードタイヤでもやわらかすぎたんです。そういうこともあって、今日はずっとリアタイヤで走る感覚でした。後半はそのせいもあってドヴィのほうが速かったんですけど、なんとかトライしてみました。20ポイント獲得、そしてあの状況で挑戦したことが嬉しいですし、Ducatiから良い情報も得られました。ホンダも良いパッケージですし、ホンダが有利なサーキットなら良い状況でレースを迎えることが出来るでしょう。」


「今日は非常にペースが遅かったんですが、それもあってフロント、リアタイヤをセーブ出来ました。それにプレシーズンはいろんな選手が速そうに思えたわけですが、レースになってみると結果的に同じような名前がトップにいて、それにバレンティーノも日曜にスピードを発揮している。面白い状況だと思いますね。それに今日はペースも遅かったので肩にもタイヤにも優しいレースでした。」

「今年のレースは昨年のドヴィとのバトルよりもチャンスはなかったですね。今年はそうせざるを得ないから飛び込んだという感じで、その後エンジンパワーでどうなるかという感じでした。いずれにせよ挑戦出来たことは嬉しいですよ。」

[blogcard url=”https://kininarubikenews.com/archives/28185″]
(Source: HRC)

(Photo courtesy of michelin)