フィリップアイランドでは圧倒的なスピードのバウティスタ、それを追うKRT、わずかに追いつけないヤマハ勢という構図でした。今週末のタイはトラック前半では加速、スピードが重要になり、後半もやや単調なセクションとなります。このような作りのトラックでR1はスピードを発揮出来るでしょうか。

アレックス・ロウズ

「ブリーラムはWSBKで走るにはいつだった楽しい場所です。面白い国ですし、人々は熱狂的で優しく迎えてくれます。チャーン・インターナショナル・サーキットはテクニカルサーキットではありません。序盤はとにかくスピード、後半はツイスティな作りで、次にコーナーに繋がっていくコーナーという作りです。オーストラリアの後で、今週末はさらに結果を積み上げていきたいですね。3レース全てで表彰台を狙いたいと思います。熱く湿度も多いでしょう。こういった面も楽しんでいきたいと思います。」

マイケル・ファン・デル・マーク

「タイでのレースが楽しみです。昨年はレース2で2位でした。アレックスも表彰台を獲得していますから、タイに戻ってこれて嬉しいですね。フィリップアイランドとは全く異なるサーキットですが、常に楽しいサーキットです。情熱的で熱狂的なファンの前で走れるというのが嬉しいですよ。天候は週末は暑そうですべてのライダー、クルーにとってチャレンジングな状況となります。でも自分は暑い時のレースは大好きなんです!」

マルコ・メランドリ

「タイはテクニカルサーキットではありませんけど、走るのが本当に楽しいサーキットです。データ上はヤマハにとってベストとは言えません。2つのロングストレートがあって、このストレートスピードでヤマハはまだまだ足りないんです。でも今週末の暑さはこういった面ではプラスになると考えています。オーストラリアのレースの後で良い感触がありますし、日毎にフィーリングは良くなっています。何が起こるか楽しみですね。それにタイではテストをしていませんので皆がフィリップアイランド同様のスピードを発揮出来るかどうかですね。」

サンドロ・コルテセ

「昨年はスーパースポーツクラスで走りましたが、また今年もタイでのレースが楽しみです。R1で走るトラックがどのような感触なのか早く確認したいですね。出来る限り早く学びたいと思います。レース前にテストを実施していませんから、ベースセットアップを見つけるのに時間がかかるでしょう。でもフィリップアイランドでは素晴らしい形で作業を進めて、3レースすべてをトップ10で終えました。タイでも良い形で作業が出来ると思っていますが、暑さが大きな影響を与えるでしょう。」

(Source: yamaha-racing)

(Photo courtesy of michelin)