練習走行においては非常に好調に見えるビニャーレスですが、カタール同様にレースで苦戦する可能性は高いでしょう。ヤマハの長く続く問題であるリアグリップの不足以外にも、コーナー進入速度の不足、エンジンパワー不足による立ち上がり加速の弱さといった諸問題をクリア出来なければ、Ducati、ホンダと戦うことは難しいでしょう。

FP2 3位マーべリック・ビニャーレス

「今日はさほど悪くなかったですね。トラックはカタールと全く違っていて、路面が異なることからタイヤの挙動も異なっています。今日の情報をしっかりと記録してしっかりと作業を進めることが必要です。今のところバイクはベストとは言えませんからね。一番の問題はリアグリップです。カタールでは素晴らしいグリップがありましたが、ここでは苦戦が続いています。」

「リアグリップ、それからその他の問題に関していろいろな情報を確認して解決策を見つける必要があります。今朝の走行からはかなり改善出来たんですが、優勝したければ39秒台のペースで走行する必要があります。明日はポールポジション獲得に向けてベストを尽くします。全力でプッシュを続けたいと思います。」

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(Source: yamaha-racing)

(Photo courtesy of michelin)