★MotoGP2017 ミケーレ・ピッロ「ロレンソの仕上がり具合はオースティンでわかる」

ロレンソ選手のパーソナルコーチも務めるDucatiのテストライダーのミケーレ・ピッロ選手のインタビューをご紹介します。ピッロ選手が言うには、カタール、アルゼンチンの両方でロレンソ選手はその仕上がり具合がどの程度であるかという事を見せる事が出来ていないと言います。オースティン戦に期待しましょう。

(Photo courtesy of Ducati)

2017年のチャンピオンシップは既に始まっているが、これはバイクの開発やテストが終わったことを意味するわけではない。Ducatiの中ではデスモセディチのパフォーマンスをアップさせる作業が続いており、ジジ・ダッリーニャの頭の中にある事は、ベテランのテストライダーであるミケーレ・ピッロの手に委ねられている。ピッロは今年ロレンソのGP17を助けるためにも働いており、彼は18日から20日までムジェロでテストを行っている。

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Q

「ミケーレ、今作業しているのはどのよな内容なのでしょう?」

ミケーレ・ピッロ

「現在は電子制御周りの作業をしています。初日は自分が望んでいたほど建設的な作業が出来ませんでした。午後には雨が降ったので午前中くらいしか作業が出来なかったんですよ。」

Q

「今までで良い結果は?」

ミケーレ・ピッロ

「今まで試してきたことはポジティブな結果が出ています。常にステップ・バイ・ステップで作業をしているんです。すでに良いレベルにはあるんですが、今年はムジェロで初めてのテストです。ですからまずはベースセットアップから初めて結果を出していくことが必要です。そして来月のテストの繋げることです。来月のテストではドヴィツィオーゾとロレンソもライディングをします。」

Q

「GP17の改良に関する作業をあなたが主導するのでしょうか?」

ミケーレ・ピッロ

「そうではありません。今のところはセットアップの変更に関する作業をしています。ですからその範囲でのパフォーマンスの変化ということになります。今はドヴィツィオーゾとロレンソのためにデータを集めているんです。」

Q

「ロレンソのシーズンスタートに関しては何が問題なんだと思いますか?」

ミケーレ・ピッロ

「ロレンソの大きな問題はDucatiへの適合です。ヤマハからやってきたライダーにとってはこれは常に難しい問題です。彼はバイクからグリップを引き出そうとしているんです。ただ彼には時間が必要です。ただMotoGPの場合は時間が常に無いというのも事実です。その一方期待は大きいわけです。ホルへは素晴らしいチャンピオンですから、必ずDucatiが望む戦力になってくれるでしょう。」

Q

「セットアップに関してはあなたとホルへは正しい方向性を見つけたと思いますか?」

ミケーレ・ピッロ

「私のほうがデスモセディチについては知識があるので、彼を助けているんです。ただ、自分達の現状がどの程度なのかというのは難しいですね。もっと走行を重ねるためにもっとレースを消化する必要があります。アルゼンチンではロレンソは1コーナーでの問題によってレースを完走出来ませんでした。カタールではミスによってランオフしてしまいました。ですから現時点では我々が前進したかそうでないかを見ることが出来ていないんですよ。バイクはトップで戦う準備が出来ています。そしてじきに彼もトップで戦う事が出来るようになるでしょう。」

Q

「Ducatiはアルゼンチンで強さを発揮出来るのでしょうか?」

ミケーレ・ピッロ

「ここ数年はずっと表彰台を獲得しています。昨年はドヴィツィオーゾが転倒させられたとは言え強い走りをしていました。ですからDucatiがフロントで戦う事を期待しています。ホルヘも彼にふさわしい位置で走る事が出来ると思います。アンドレアにとって非常に不運な出来事が起きた後です。予選では後方に沈んだにも関わらず、レースではフロント集団に入って速さを証明していました。彼の走りがパッケージの強さを証明していると言えます。それにカタールでは最後までビニャーレスとバトルを繰り広げましたからね。」

Q

「話題を変えましょう。今週からイタリアのCIVチャンピオンシップが始まります。ここではあなたはチームBarniで走っています。開幕戦に向けてどのような気分ですか?」

ミケーレ・ピッロ

「いつものようにベストを尽くすだけです。これは自分にとって重要なコミットメントなんです。自分はDucatiとFiamme Oro policeのカラーリングを纏って戦います。そして自分自身本当のレースの中で、MotoGPで考えられるワイルドカードのレースに向けてトレーニングをするという意味合いもあります。目標は速い走りをすることですが、何よりもDucatiとそのプロジェクトをサポートするという事が一番です。」

Q

「昨年はタイトルを逃したわけですが、この挽回をしたいという気持ちを強いのではないでしょうか?」

ミケーレ・ピッロ

「そのことは考えていません。過去のことですから。レギュレーションのせいで勝てなかったのだという事が証明出来たわけですから、そのリベンジをしようなどと言うことは考えていませんよ。」

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